...この精神的格闘は何よりも殺戮(さつりく)の歓喜の為に行われたものに違いなかった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...兵を縱(はな)ちて殺戮(さつりく)せしむること五日間なりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...戦国時代のごとき斬込み戦法で三十や五十殺したところで近代兵器の殺戮力はそれを数十倍数百倍にして返すだろう...
伊丹万作 「戦争中止を望む」
...四八年六月や七一年五月の犧牲者等の殺戮や...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...既に意識を絶し、考察を絶し、又戮力を絶す...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...一世を驚駭せしめたる怪奇極まる幻覚的の殺戮(さつりく)者...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...類人猿にあらずして何者がかくまでも惨酷なる殺戮(さつりく)をなし得たであろう...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...されば檜垣の衆とても必定(ひつぢやう)敵(かたき)にて侍るものを早や/\誅戮(ちうりく)を加へて賜(た)べとて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...また殺戮の念に燃え...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...往年関東の群盗が一時に戮(りく)に遇(あ)ったとき...
中島敦 「李陵」
...殺戮本能を満足さすんだ...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...十一月二十六日より二十九日にわたって数万のフランス兵が殺戮(さつりく)されあるいは溺死(できし)した...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...戦争の殺戮にもかかわらず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...相次ぐ征服者の各々に殺戮されるべき新らしい人間を供給し得た人口増加の原理の強力なるに...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一瞬の間に殺戮をほしいままにしはじめたのである...
吉川英治 「三国志」
...あとは殺戮(さつりく)あるのみである...
吉川英治 「三国志」
...この地方の織田被官はたいてい殺戮(さつりく)や焼亡の難に遭ったのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし南北朝時代の人間は人間同士の殺戮(さつりく)に明け暮れしていて...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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