...(戊子の年三月十五日癸丑の日崩りたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...戊子(つちのえね)の年の三月十五日癸丑(みずのとうし)の日にお隱れなさいました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...廿日、戊子、天晴風静なり、将軍家新御所に移徙なり、御車京都より遅く到るの間、御輿を用ひらる、酉刻、前大膳大夫広元朝臣の第より、新御所に入御、大須賀太郎道信黄牛を牽く...
太宰治 「右大臣実朝」
...「天正十六年戊子八月十六日」と銘が打ってあり...
中里介山 「大菩薩峠」
...次年戊子元旦の蘭軒の詩の註とである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後者「戊子元日作」の自註には「客歳十二月元彫千金翼方影鈔卒業」と云ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...若し更に蘭軒の次年戊子元旦の詩註を取つて合せ看るときは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...次年戊子元日の詩の註に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「戊子元日作...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは敢て其時を推窮して戊子の正月とした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然らばわたくしが戊子とするのは何に拠るか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」試に榛軒の年歯を以てこれに配するに、其十六、二十五、三十四、四十三、五十二、六十一は文政己卯、戊子、天保丁酉、弘化丙午となる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒が弟を奨(はげ)ました時は文政戊子ならざることを得ぬのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...戊子には三十歳であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年戊子の除日は蘭軒がためには最終の除日であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勇の生んだ女(むすめ)れんは前年戊子十二月四日に死に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十一年戊子 平八郎三十六歳...
森鴎外 「大塩平八郎」
...二十一年戊子、四十二歳...
森鴎外 「能久親王年譜」
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