...懶いチクタクの音を響かせてゐる柱時計の下で...
石川啄木 「鳥影」
...懶(ものう)さうな蟋蟀の歌に混つて...
薄田泣菫 「独楽園」
...身体中の節々も溶けてしまいそうなくらい懶(だる)い暑さ...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...この坊ちやんの我儘と懶惰に腹も立つて還してやると...
徳田秋聲 「浪の音」
...圧倒してくる懶(ものう)さのうちに日々を過した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...熱っぽい懶(ものう)さ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのにこやかな懶(ものう)さをあらゆる夢想に交えてきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...君が如何に卑怯者で自信家で懶け者であり...
豊島与志雄 「囚われ人」
...各自(かくじ)は寧(むし)ろ無意識(むいしき)でありながら然(しか)も鬱屈(うつくつ)して懶(ものう)い月日(つきひ)を過(すご)しつゝある時(とき)に...
長塚節 「土」
...懶(ものう)さの度(ど)をある所まで通り越して...
夏目漱石 「永日小品」
...その懶惰な雌犬は魚芳のゴム靴の音をきくと...
原民喜 「翳」
...――私は、おそらく幼年時分からの習慣通りに、週期的に襲はれるモノマニアが嵩じて、いつもの神経衰弱にかゝつてゐたに相違ない、眼に映る様々な物象が己れの悪い心境にのみ関聯して、悉くが否定と「あやふや」と、懶惰と、白つぽい怖ろしさとの奈落に沈んで行くのが常だつた...
牧野信一 「毒気」
...又性疎懶にして図書館の恩蔭を被ることが出来ない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私は宗教の真理に懶惰(らんだ)であったのではない...
柳宗悦 「工藝の道」
...明日の事なんか考えなくともチャンと生きて行けるじゃないか」といったアンバイ式に宣伝して世界中をみんな懶(なま)け者にしちまおうと思って発明したのがこの基督教なんだ...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...懶怠者(ヤクザ)か...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...その顔を横に振るのも懶(ものう)そうに...
吉川英治 「上杉謙信」
...気懶(けだる)くって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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