...彼は私と懇意だ。 ...
...彼女は懇意にしてくれている...
...彼とは懇意にしているが、ビジネス上は別だ...
...懇意になるには、まずは相手のことを知ることが大切である...
...懇意にしている上司に相談してみたらどうか...
...懇意(こんい)の人もないのかね」花前はちょっと目を細君にむけたが...
伊藤左千夫 「箸」
...アウエリヤヌヰチは直(すぐ)に人々(ひと/″\)と懇意(こんい)になつて誰(たれ)にでも話(はなし)を仕掛(しか)け...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...爺さんは此家の爺婆(ぢいばば)に昔から懇意であつた...
田山花袋 「朝」
...そこで一番好いと言はれてゐるTといふ宿屋の上さんと懇意で...
田山録弥 「島の唄」
...その友達はかれが東京に出ている頃懇意にした男で...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...鏡花君も其の主人とは懇意らしく...
徳田秋聲 「亡鏡花君を語る」
...奥さんとも昔からの懇意であると...
豊島与志雄 「田舎者」
...誰か男の人と懇意にしてやしないか...
豊島与志雄 「潮風」
...懇意になった、と言っても、ただそれだけのことである...
豊島与志雄 「ピンカンウーリの阿媽」
...懇意な人でも滅多には寄せつけないのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...それほど懇意でもないお延を相手に...
夏目漱石 「明暗」
...一と月ばかり前――先月の十三日の晩六助と懇意(こんい)にしていた渡り中間(ちゅうげん)の源次という悪党がかった男が「わけを訊かずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「懇意(こんい)にして居るのは?」「八五郎親分も懇意にして居ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...懇意な立花秀子も一応は取調べられましたが...
野村胡堂 「流行作家の死」
...寺の老僧(ろうそう)とも懇意(こんい)になり...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...特に懇意にしていたのが隣人のジョージ・ヘアデール卿...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...懇意な間柄だったので...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...馬丁(べっとう)の辰公と彼とはなお懇意だった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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