...彼女の慧敏な判断が問題を解決した...
...慧敏な手さばきで、その仕事を完了した...
...彼は機転が利く慧敏な人物です...
...彼の慧敏なアイデアが、新しいビジネスを生み出した...
...慧敏さを備えた人材は、企業にとって貴重である...
...一も二もなく否決に雷同するが如き代議士は国家の不為と奉存候間今回は是非共実業に慧敏なる沈着家を御撰出相成様尽力被下度為国家奉企望候頓首...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...しかし慧敏(けいびん)で健康な資質の人間は太陽が明らかにのぼったことを忘れない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...二人とも――彼女はその慧敏(けいびん)さによって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼がもしいっそう慧敏(けいびん)であったなら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...フランスは慧敏(けいびん)だと自称してるくせに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そういう女らは慧敏(けいびん)で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鐘の音の歌に夢想し――(彼女も彼と同じく鐘の音が好きだった)――慧敏(けいびん)と温情とに満ちた美(うる)わしい微笑を浮かべ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...下脣(したくちびる)をつき出して慧敏(けいびん)らしい脹(ふく)れ面(つら)をした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かの慧敏(けいびん)なる商人の...
中原中也 「山羊の歌」
...技法(ぎはふ)の尖鋭(せんえい)慧敏(けいびん)さは如何(いか)ほどまでも尊(たふと)ばれていい筈(はず)だが...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...その考(かんがえ)の慧敏(けいびん)なことと...
新渡戸稲造 「今世風の教育」
...秀俊慧敏(けいびん)な名探偵...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...打って変って隼のような慧敏な面魂...
野村胡堂 「踊る美人像」
...さっきの慧敏な言葉を繰り返した...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...如何にも慧敏な心の動きで...
水野葉舟 「言文一致」
...それはたぶん荒井氏が慧敏(けいびん)で...
柳田国男 「雪国の春」
...仮令(たとい)同婦人が如何に慧敏(けいびん)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...なにごとか揉(も)めているな」慧敏(けいびん)な直義である...
吉川英治 「私本太平記」
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