...私は空也派のお寺に行って参りました...
...彼は空也派の僧侶でもある...
...空也派の教えは、平等と慈悲を重んじます...
...「空也派」という言葉の由来について、知っていますか?...
...空也派と真言宗は密接に関連しています...
...況(いはん)や後代の才人などは空也(くうや)の痩せか...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...殊にその内でも空也(くうや)は若い頃本山から吉阿弥の号を貰(もら)って...
淡島寒月 「我が宗教観」
...極めて卑近な行(ぎょう)をして俗衆を教化しようとした空也上人の衣鉢(いはつ)を伝えたものであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...鉢たゝき来ぬ夜となれば朧なり 去来鉢たたきというのは京都の空也念仏(くうやねんぶつ)の僧が瓢箪(ひょうたん)をたたいて冬の間夜になると洛内(らくない)...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...空也(くうや)念佛と云ふものがあるのは唯聞いてゐるばかりだけれど...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...空也上人御作(くうやしょうにんおんさく)とはじめて――これはこの世のことならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...これもちょうど明ければ昨年の暮の事でしかも先生と同日同刻くらいに起った出来事ですからなおさら不思議に思われます」「こりゃ面白い」と迷亭も空也餅を頬張る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...欠けた前歯のうちに空也餅(くうやもち)が着いている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...戸外には空也念仏の声が通る...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...空也はわが国に念仏の教えを弘(ひろ)めた元祖の上人でありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...空也上人よりもなお弘く日本国中をあるき廻って...
柳田國男 「日本の伝説」
...もう怪談は懲り懲りだ」と空也餅(くうやもち)をやけに頬張る...
山本笑月 「明治世相百話」
...伊井蓉峰氏等の空也念仏があつたり...
吉井勇 「青春回顧」
...空也念仏(くうやねんぶつ)の脈をひき...
吉川英治 「私本太平記」
...僧の空也(くうや)という者があらわれて...
吉川英治 「平の将門」
...空也は、諸国を歩いて、貧者を見舞い、病人を扶(たす)け、橋を架し、道をつくろい、また地相を見ることに長じていて、どんな水の不便な所でも、空也が行って、井戸を掘ると、そこから水が湧(わ)いたという...
吉川英治 「平の将門」
...空也の掘った井戸が幾つもあって...
吉川英治 「平の将門」
...空也が夜の辻に立つと...
吉川英治 「平の将門」
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