...自ら省みて慚愧の念を深くする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一度慚愧の念に襲われては...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...変に甘ったるい慚愧の念などのためではない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...成功したならば決して生じなかつたに違ひない道義的慚愧の念が...
中島敦 「名人傳」
...慚愧の念に堪えないと記している...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...冷たい沼の底へ落ちて行くような慚愧の念でなやまされた...
松永延造 「職工と微笑」
...彼はシビル・ヴェンに対して如何に無慈悲で残酷であったかを思い出して慚愧の念に心を噛まれた...
渡辺温 「絵姿」
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