例文・使い方一覧でみる「慄然と」の意味


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...慄然として声を聞いて怖るる...   慄然として声を聞いて怖るるの読み方
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」

...紀昌は慄然とした...   紀昌は慄然としたの読み方
中島敦 「名人傳」

...思わず慄然とし、だが、次の瞬間、何故かしらぬが、わけの判らぬ妙なおかしさが込み上げて来た...   思わず慄然とし、だが、次の瞬間、何故かしらぬが、わけの判らぬ妙なおかしさが込み上げて来たの読み方
中島敦 「妖氛録」

...自分は理由なしに慄然とした...   自分は理由なしに慄然としたの読み方
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」

...文學上に於ける根本の相違を考へて慄然とした...   文學上に於ける根本の相違を考へて慄然としたの読み方
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」

...慄然としたよ……おれはこれからそのほうの研究をはじめる...   慄然としたよ……おれはこれからそのほうの研究をはじめるの読み方
久生十蘭 「黒い手帳」

...そのときになって、慄然とした...   そのときになって、慄然としたの読み方
火野葦平 「花と龍」

...私は笑ひながら慄然としたのであつた...   私は笑ひながら慄然としたのであつたの読み方
北條民雄 「続癩院記録」

...暗い田舎道に臆病なせゐか成人の私でさへ慄然とするが如き不気味な調子だつた...   暗い田舎道に臆病なせゐか成人の私でさへ慄然とするが如き不気味な調子だつたの読み方
牧野信一 「創作生活にて」

...一途に慄然としてしまつた...   一途に慄然としてしまつたの読み方
牧野信一 「闘戦勝仏」

...」と慄然とした...   」と慄然としたの読み方
牧野信一 「南風譜」

...彼は慄然と身震ひした...   彼は慄然と身震ひしたの読み方
牧野信一 「白明」

...無論ほんの座興であつたにも拘らずそれを真にうけて女の来るのを待つてゐたと思はれては堪らない――さう思つて私は心底から慄然としたのです...   無論ほんの座興であつたにも拘らずそれを真にうけて女の来るのを待つてゐたと思はれては堪らない――さう思つて私は心底から慄然としたのですの読み方
牧野信一 「晩春の健康」

...人間はどのような犠牲をも払う事が出来る……彼はそう思って慄然とした...   人間はどのような犠牲をも払う事が出来る……彼はそう思って慄然としたの読み方
松本泰 「P丘の殺人事件」

...あの人間の霊魂を相互にどうにもならないまで辱しめ合う醜い争いや、再び回復しがたいような感情的な致命傷を闘い合わすことや、それらによって人間そのものの性格に荒い苦しみを刻みつけたり、よくない経験によって益益(ますます)よくない傾きに墜ちさせてゆくことを考えると、私は慄然とした...   あの人間の霊魂を相互にどうにもならないまで辱しめ合う醜い争いや、再び回復しがたいような感情的な致命傷を闘い合わすことや、それらによって人間そのものの性格に荒い苦しみを刻みつけたり、よくない経験によって益益よくない傾きに墜ちさせてゆくことを考えると、私は慄然としたの読み方
室生犀星 「或る少女の死まで」

...封建時代的武勇に秀でた彼も瞬間慄然とした...   封建時代的武勇に秀でた彼も瞬間慄然としたの読み方
森於菟 「屍体異変」

...どういふつもりだつたか徳大寺への途中で斃れてつひに道で死んでしまつたさうです」定家は自分の家にもさういふ老人や家人を抱へてゐるのを思つて内心慄然としたとある...   どういふつもりだつたか徳大寺への途中で斃れてつひに道で死んでしまつたさうです」定家は自分の家にもさういふ老人や家人を抱へてゐるのを思つて内心慄然としたとあるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...慄然とするほど見馴れた物資がぞんざいに積み上げられた山に出くわしても我々は驚かなかった...   慄然とするほど見馴れた物資がぞんざいに積み上げられた山に出くわしても我々は驚かなかったの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

「慄然と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慄然と」


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心理的効果   むつごと   尋ねる  

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