...目見えしない感嘆詞: 表示しにくい感情を親しい人に話す時の助詞...
...そして少年の澄んだ声でひとり/\感嘆詞を発して行つた...
犬養健 「朧夜」
...日常の感嘆詞にさえ...
高木敏雄 「比較神話学」
...去年より又淋しいぞ秋の暮 蕪村飛ぶ蛍蠅につけても可愛けれ移竹唐辛子つれなき人に参らせん百池のごとく感嘆詞めいた言葉もあり...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...その語尾の感嘆詞みたいなものだけは...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...この感嘆詞には千万無量のおもひがこもつてゐる...
種田山頭火 「旅日記」
...立上ることを忘れてかう感嘆詞を連発しながら...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...『論語』ほど感嘆詞の多い哲学書は世界にあるまい...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...感嘆詞であります」「よろしい...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...豆腐屋の隠居が思わず発した感嘆詞でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼らはそれを間投詞すなわち感嘆詞ふうに用いることを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...其れは、従来の詩は甚だ其の叙し方が冗漫だ、一刻を争ひ寸陰を惜(をし)む現代人に其(その)様な手緩(ぬる)い形式を把(と)つて居る事は作者も読者も堪へ得ない事だ、今日(こんにち)猶(なほ)従来の文法を守つて居るのは馬鹿の骨頂(こつちあう)だと云ふ主張から、氏の詩は文典を一切排斥するのみならず、氏の語彙の中には一切の冠詞、前置詞は愚かな事、一切の副詞、感嘆詞、動詞、代名詞、形容詞を採用しない、唯(たゞ)名詞と熟語及び数字丈(だけ)が保留される...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索