...例の素(そ)っ気(け)ない愛想のいい表情が浮(うか)んだ...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...愛想のいい爺さんだったよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...」大変愛想のいい女で...
中島敦 「環礁」
...」大變愛想のいい女で...
中島敦 「環礁」
...彼女の目は一体何処を見てたんでしょうね? 娘達二人の婿は愛想のいい綺麗な若者じゃないと駄目だったんだが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...どちらも愛想のいいやつばかりだが...
久生十蘭 「生霊」
...ブリキを引っかくような音! ……お父さまが宮内(くない)省からいただいた、あの愛想のいい、『孔雀氏(ムッシュウ・ド・パン)』の啼(なき)声のことなのです...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お国の政府が申し込んだ降伏条件を〉という愛想のいい書きだしで...
久生十蘭 「だいこん」
...お声が似ているようだけど」兵隊は歌をやめて愛想のいい調子でいった...
久生十蘭 「だいこん」
...愛想のいい声をかけた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...また実に愛想のいい人物でしょう?」と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ニコニコと如何にも愛想のいい顔つきで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...知事夫人は気持よく首を振りながら、愛想のいい、ちょっと皮肉な声で、『おや、パーウェル・イワーノヴィッチ、ようこそまあ!……』と言った...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あの愛想のいい態度などは露ほども見せなかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...愛想のいい男で、眼が澄み、あごが角張っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...ふたおやはごく愛想のいい人たちでね……」彼はちょっとの間てれたが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...愛想のいい顏をつき出してきいた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...愛想のいい面立ち...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
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