...彼女はとても愛嬌者で、誰とでもすぐに仲良くなれる...
...彼の愛嬌者的な性格が、多くの女性から人気を得ている...
...あの店の店員さんは愛嬌者で、いつもお客さんを笑顔で迎える...
...彼女は愛嬌者ながらも、仕事には真面目に取り組む姿勢がある...
...彼の愛嬌者な性格は、いつも周りを明るくさせている...
...葉子は子供のように単純な愛嬌者(あいきょうもの)になって...
有島武郎 「或る女」
...大津生れの愛嬌者だけに...
岩野泡鳴 「戦話」
...主人は頭の禿げた愛嬌者で...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...愛嬌者(あいきょうもの)のきれいな上(かみ)さんである自分の女房のことについてジルノルマン氏を妬(や)いていたので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼はふくぶくしい丸顔の頬についたそら豆大のほくろを看板に学校ぢゆうの愛嬌者になつてたが...
中勘助 「銀の匙」
...その娘は村でも指折りの愛嬌者に数えられて...
中里介山 「大菩薩峠」
...新たに外来の漂泊の愛嬌者の来客を一人迎えたけれど――同時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...今は単に愛嬌者としてでなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...大跛者の愛嬌者だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大跛者(おほちんば)の愛嬌者だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの愛嬌者のお今の顔が急に怖くなってお染を睨んでいるのが容易でなかったので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの愛嬌者のお今の顏が急に怖(こは)くなつてお染を睨んで居るのが容易でなかつたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無口で愛嬌者だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このお六といふのは、渡り者の大年増で、中低(なかびく)で盤臺面(ばんだいづら)の、非凡の愛嬌者で、高輪の往來――遲發(おそだち)の旅人の、好奇の眼を見張る中から、八五郎をしよつ引いて、巴屋の店に飛び込むほどの勇氣と腕力を持つてゐたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この小男の愛嬌者は...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...裁判所長は非常に思慮分別(しりょふんべつ)のある愛嬌者(あいきょうもの)だ――こういった連中がみな...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...こいつも一個の愛嬌者と堪忍されて来たことらしい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ジープは世界の愛嬌者だ...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索