例文・使い方一覧でみる「意想外」の意味

...彼女のプロポーズには意想外だった... 彼女のプロポーズには意想外だったの読み方

...このゲームの結末は意想外すぎる... このゲームの結末は意想外すぎるの読み方

...雨が降るとは、今日の天気は意想外だ... 雨が降るとは、今日の天気は意想外だの読み方

...急な出費があって、財布の中身が意想外に減ってしまった... 急な出費があって、財布の中身が意想外に減ってしまったの読み方

...あなたがこんなに上手いなんて、まさかという意想外な発見だ... あなたがこんなに上手いなんて、まさかという意想外な発見だの読み方

...皆僕等凡人の意想外ですからネ... 皆僕等凡人の意想外ですからネの読み方
石川啄木「雲は天才である」

...あまりに意想外でした... あまりに意想外でしたの読み方
伊藤野枝「妾の会つた男の人人」

...其の意想外なるに驚きぬ... 其の意想外なるに驚きぬの読み方
大町桂月「十和田湖」

...それは流石（さすが）にかの女にとつても意想外であつた... それは流石にかの女にとつても意想外であつたの読み方
田山録弥「百合子」

...初めて自分が意想外の運命で... 初めて自分が意想外の運命での読み方
徳田秋声「黴」

...ただここで大切なのは、そういう思い出のすべてが、まるで何者かの手によって前もって料理されでもしたように、事實（ファクト）に對するまったく新しい、意想外な、そして何よりもまず、まるっきり夢想も及ばぬような見方でもって、現在に立ち返って來たことである... ただここで大切なのは、そういう思い出のすべてが、まるで何者かの手によって前もって料理されでもしたように、事實に對するまったく新しい、意想外な、そして何よりもまず、まるっきり夢想も及ばぬような見方でもって、現在に立ち返って來たことであるの読み方
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...不規律、意想外、渾沌界（こんとんかい）の錯雑した入り口、いつすべり落ちるかもわからない深淵（しんえん）、そういうものは、賊徒や悪人や罪人などのすべて下層地帯に存在していた... 不規律、意想外、渾沌界の錯雑した入り口、いつすべり落ちるかもわからない深淵、そういうものは、賊徒や悪人や罪人などのすべて下層地帯に存在していたの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...『多分愛するようになるでしょうよ！』この意想外な論法は... 『多分愛するようになるでしょうよ！』この意想外な論法はの読み方
トルストイ米川正夫訳「クロイツェル・ソナタ」

...戰爭以來意想外の事多けれど鹽一升百圓以上に上りしは唯驚くの外なし...
永井荷風「荷風戰後日歴　第一」

...実に我ながら意想外だ... 実に我ながら意想外だの読み方
永井荷風「つゆのあとさき」

...早く早く」何とも意想外なことになった... 早く早く」何とも意想外なことになったの読み方
久生十蘭「魔都」

...そして其罪名自体が更に更に意想外であつた... そして其罪名自体が更に更に意想外であつたの読み方
平出修「逆徒」

...幕府は従来の大名取潰しの政策が意想外の結果を招き... 幕府は従来の大名取潰しの政策が意想外の結果を招きの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...あまりに意想外で... あまりに意想外での読み方
山本周五郎「風流太平記」

...意想外の怪事件を派生し... 意想外の怪事件を派生しの読み方
夢野久作「少女地獄」

...就中（なかんずく）その動的表現は意想外に夥（おびただ）しいもので... 就中その動的表現は意想外に夥しいものでの読み方
夢野久作「鼻の表現」

...ついにかの自分自身すらも意想外とするような結論に達したものであろう...
米川正夫「クロイツェル・ソナタ」

...字体もまた変えてあるようだし、行のくばりといい、頭文字（かしらもじ）の数といい、すべて意想外だ... 字体もまた変えてあるようだし、行のくばりといい、頭文字の数といい、すべて意想外だの読み方
ルナアル　Jules Renard 岸田国士訳「にんじん」

「意想外」の読みかた