...民子の愍然(あわれ)なことはいくら思うても思いきれない...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...いと深き憐愍(あはれみ)垂れさせ給へよと...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...不愍がられる値打はあったであろうヒルミ夫人の立場であったけれど...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...復讐(ふくしゅう)よりも憐愍(れんびん)を取り...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...生れて直ぐ母親に死別れただけに不愍(ふびん)も一と入(しほ)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
一葉稿 「五月雨」
...嬰児の泣声は彼らの憐愍の情をかき立てるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...勝者の愍憐(びんれん)を乞いに来ました」と...
南方熊楠 「十二支考」
...道徳律義の繩墨のみを以て活人を料理せんとするの狭量を愍(あは)れみ...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...愍(あわれ)むべし...
吉川英治 「三国志」
...ケチな盗ッ人ほど不愍(ふびん)なものはねえ...
吉川英治 「治郎吉格子」
...不愍(ふびん)ではある...
吉川英治 「新書太閤記」
...小野政秀の遺孤ときこえて信長に不愍(ふびん)がられ...
吉川英治 「新書太閤記」
...生類御憐愍(しょうるいごれんびん)という...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...不愍(ふびん)と思し召すならばお姫さまを連れて御山(みやま)へ登ってくださいまし...
吉川英治 「親鸞」
...不愍(ふびん)だが...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...不愍(ふびん)を感じたのであろう...
吉川英治 「柳生月影抄」
...無智なれば無智なほど不愍(ふびん)にも存じて――今日までは何とかして...
吉川英治 「夕顔の門」
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