...仁右衛門は不愍(ふびん)さから今まで馬を生かして置いたのを後悔した...
有島武郎 「カインの末裔」
...『憐愍(あはれみ)』のいかで堪ふべきかうやうのつらき恥目に我心惱ましむるぞ...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「よそ人のあざむが如く」
...同時に憐愍の涙を流し...
江戸川乱歩 「断崖」
...」重役の顔にちらと愍(あはれ)みの色が見えたが...
薄田泣菫 「茶話」
...一切の生類(しょうるい)に対する憐愍(あわれ)に満された...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ただ慈父これを愍(あわれ)み...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...一事が万事教会側のいささかの憐愍(れんびん)もなしに取り行なわれる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...生れて直ぐ母親に死別れただけに不愍(ふびん)も一と入(しほ)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひそかにこれを目下に見下して愍笑(びんしょう)するのみ...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...不愍(ふびん)ながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...われ慈悲哀愍をもって特にこの経を留めて止住すること百歳ならしめん...
三木清 「親鸞」
...貧しい土民の子なればなお不愍が増して斬れず...
吉川英治 「黒田如水」
...畜類にも不愍(ふびん)は生じる...
吉川英治 「三国志」
...夫人(おくさま)や妾たちも不愍(ふびん)と思うてくださいませ」貂蝉は...
吉川英治 「三国志」
...不愍(ふびん)な生れ性ではあった...
吉川英治 「私本太平記」
...不愍(ふびん)ではある...
吉川英治 「新書太閤記」
...不愍な者...
吉川英治 「新書太閤記」
...不愍(ふびん)や...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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