例文・使い方一覧でみる「愈」の意味


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...――(いよいよ)雛と別れると申す一日前のことでございます...   ――愈雛と別れると申す一日前のことでございますの読み方
芥川龍之介 「雛」

...何だか打ち切るとなると...   何だか愈打ち切るとなるとの読み方
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」

...あら/\しき雜音は高く...   あら/\しき雜音は愈高くの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...昨日に至り公判開始の決定となり其決定書は午後六時木名瀬典獄の手を經て被告等に交附されたり...   昨日に至り愈公判開始の決定となり其決定書は午後六時木名瀬典獄の手を經て被告等に交附されたりの読み方
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」

...手古奈は大人になつて光りが出て來たのである...   手古奈は大人になつて愈光りが出て來たのであるの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...水層は高く、四ツ目より太平町に至る拾五間幅の道路は、深さ五尺に近く、濁流奔放舟を以て渡るも困難を感ずる位である...   水層は愈高く、四ツ目より太平町に至る拾五間幅の道路は、深さ五尺に近く、濁流奔放舟を以て渡るも困難を感ずる位であるの読み方
伊藤左千夫 「水害雜録」

...従ってまた々その盛況を促すという有様だ...   従ってまた愈々その盛況を促すという有様だの読み方
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」

...唐(たう)の韓(かんゆ)が雪を豊年(ほうねん)の嘉瑞(かずゐ)といひしも暖国(だんこく)の論(ろん)也...   唐の韓愈が雪を豊年の嘉瑞といひしも暖国の論也の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...それでも納得出来れば無いよりは(まし)だ...   それでも納得出来れば無いよりは愈だの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...猶且(やはり)失望(しつばう)は彼(かれ)の心(こゝろ)に(いよ/\)募(つの)つて...   猶且失望は彼の心に愈募つての読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...ピョートル・レオンチイッチは々酒量が増して来た...   ピョートル・レオンチイッチは愈々酒量が増して来たの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」

...々余儀なくされる...   愈々余儀なくされるの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...之とても個々の細目の一つ一つには依然として又は々以て社会ファシストの典型を示すものがあるが...   之とても個々の細目の一つ一つには依然として又は愈々以て社会ファシストの典型を示すものがあるがの読み方
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」

...侯にして々自ら起つの時は...   侯にして愈々自ら起つの時はの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...々の時になってまざまざと感じた...   愈々の時になってまざまざと感じたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...空はだん/\低くなつて南風は吹募つた...   空はだん/\低くなつて南風は愈吹募つたの読み方
長塚節 「菜の花」

...」遊女君香を身うけする段になつた時伯母が必ず...   」遊女君香を愈身うけする段になつた時伯母が必ずの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...々涸澤(からさは)の窪から傾斜の増した林の中へ移つて...   愈々涸澤の窪から傾斜の増した林の中へ移つての読み方
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」

「愈」の読みかた

「愈」の書き方・書き順

いろんなフォントで「愈」


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