...彼女は悪血を持っているので、病気かもしれない...
...悪血質な人は、精神的にも不安定な場合がある...
...悪血病は、白血病の一種だ...
...悪血は、身体にとって有害なものを指す...
...悪血を吐くことで、身体に蓄積された毒素を排泄できる...
...私共の地方では誰しらぬ者もない悪血統の家なのです...
伊藤野枝 「嫁泥棒譚」
...久しく眠っていた悪血(あくけつ)が...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...侯を以てメツテルニヒの悪血を混じたる奸雄なりとも思はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...体内の病毒悪血を忽ちに排出してしまうのだ...
豊島与志雄 「幻覚記」
...悪血をそそいで祈りますれば...
直木三十五 「南国太平記」
...無事に苦しんでその腕の悪血(あくち)が取りたさにこの団体に入ったくらいでしたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪血(あくち)がむず痒(がゆ)いほどに湧き上って来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...渾身(こんしん)に漲(みなぎ)る悪血をどうすることもできない...
中里介山 「大菩薩峠」
...このごろは悪血(あくち)が肩へ凝(こ)ってどもならん...
中里介山 「大菩薩峠」
...魚類の冷たい悪血(あくち)――そうして葉の捲き方から節根(ふしね)までがいちいちひねくれている...
中里介山 「大菩薩峠」
...世を呪い人を呪う親譲りの悪血が渦を巻いて居る...
野村胡堂 「死の予告」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
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