...なかなか悪智恵(わるじえ)をはたらかす...
海野十三 「火薬船」
...自動殺人機械に選んだ蔭の犯人の悪智恵には実に驚くじゃありませんか...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その心配を全くなくするためには大犯罪者と同じほどの悪智恵がいるわけで...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...これだけに悪智恵をめぐらした卑怯な家老が...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...賽銭箱へ金を匿(かく)すという悪智恵には驚いたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悪智恵にかけては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...よっぽど悪智恵の廻る奴だろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まことに底の知れない悪智恵だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...音次郎に悪智恵を吹き込んだことを責めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――悪智恵のたけた勘兵衛は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幾松の並々ならぬ悪智恵だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...伊賀井の殿様に悪智恵(わるぢえ)をつけて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...証拠を隠すより証拠をバラ撒(ま)く方が楽だと知った悪智恵だろう」平次の説明は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...永久に解るはずはないと思ったのは恐るべき悪智恵(わるぢえ)です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一コカインなんてどこの薬屋でもお医者以外には決して売らないのに……『しかしお前がドンナに悪智恵の逞ましい毒婦であっても...
夢野久作 「継子」
...悪智恵のある奴が...
吉川英治 「平の将門」
...悪智恵に長(た)けているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...喧嘩――そんなふうにすでに悪智恵も相当なぼくだったが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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