...即ち諸悪の根源である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...「じゃぼ」は一切諸悪の根本なれば...
芥川龍之介 「るしへる」
...断じて一切諸悪の根本にあらず...
芥川龍之介 「るしへる」
...悪の根本に打撃をあたえる者に対して一千の人間がその枝に斬りつけている有様であり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...人間の罪悪の根源は...
高木敏雄 「比較神話学」
...嫉視(しっし)妬(ねた)ましさ! すべての悪の根源をなす修羅(しゅら)の妄執(もうしゅう)であったろう...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...悪の根源にまでは手をつけ得ない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...徳川家康は博奕(ばくえき)をもってすべての罪悪の根元であるとし...
穂積陳重 「法窓夜話」
...クーデターによって一挙に害悪の根源を絶とうという計画であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...同時にこの罪悪の根拠を滅尽する大いなる世界の樹立である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...罪悪の根拠が畢竟(ひっきょう)滅尽せらるべきものであるならば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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