例文・使い方一覧でみる「悄然」の意味


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...其斷片を遶る不可見の大氣(アトモスフィーヤ)が極度の「悄然」であるのであらう...   其斷片を遶る不可見の大氣が極度の「悄然」であるのであらうの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...少なからぬ「疲勞」の憔悴が此大氣をして一層「悄然」の趣きを深くせしむる陰影を作(な)して居る...   少なからぬ「疲勞」の憔悴が此大氣をして一層「悄然」の趣きを深くせしむる陰影を作して居るの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...何と挨拶したら可いものかと胸を痛めながら悄然(すごすご)と歩いてゐた...   何と挨拶したら可いものかと胸を痛めながら悄然と歩いてゐたの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...しかも今日来た時に気がついて私の上げて置いた見窄(みすぼ)らしい野生の花は悄然(しょんぼり)と淋しく挿さっている外(ほか)には...   しかも今日来た時に気がついて私の上げて置いた見窄らしい野生の花は悄然と淋しく挿さっている外にはの読み方
橘外男 「逗子物語」

...悄然(しょうぜん)と櫟(くぬぎ)の下の径(こみち)に立て居った...   悄然と櫟の下の径に立て居ったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...彼は孤影悄然とペテルブルグへ立ち去ったのだった...   彼は孤影悄然とペテルブルグへ立ち去ったのだったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...悄然(せうぜん)として後(あと)に跟(つ)いて來(く)る勘次(かんじ)を要(えう)はないからと巡査(じゆんさ)は邪慳(じやけん)に叱(しか)つて逐(お)ひやつた...   悄然として後に跟いて來る勘次を要はないからと巡査は邪慳に叱つて逐ひやつたの読み方
長塚節 「土」

...悄然(しょうぜん)とはしていたが...   悄然とはしていたがの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...固より例の様な元気はなく悄然(しょうぜん)とした問い振りであった...   固より例の様な元気はなく悄然とした問い振りであったの読み方
夏目漱石 「それから」

...仕方がないから悄然(しょうぜん)と茶の間の方へ引きかえそうとして風呂場の横を通り過ぎると...   仕方がないから悄然と茶の間の方へ引きかえそうとして風呂場の横を通り過ぎるとの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...(とぼとぼと歩き出す)おはま (悄然として歩き出し...   おはま (悄然として歩き出しの読み方
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」

...母はまだ門前に悄然(しょんぼり)と立っていた...   母はまだ門前に悄然と立っていたの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...男も悄然(しょうぜん)として居る...   男も悄然として居るの読み方
正岡子規 「句合の月」

...「夕殿(せきでん)に蛍飛んで思ひ悄然(せうぜん)」などと...   「夕殿に蛍飛んで思ひ悄然」などとの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...何の効(かい)もなく何れも夜が明けてから悄然(しょうぜん)と引上て来た...   何の効もなく何れも夜が明けてから悄然と引上て来たの読み方
山下利三郎 「誘拐者」

...悄然(しょうぜん)として...   悄然としての読み方
吉川英治 「親鸞」

...悄然(しょうぜん)とその部屋から出て行った...   悄然とその部屋から出て行ったの読み方
吉川英治 「旗岡巡査」

...悄然(しょうぜん)とばばが泣いている姿を見ると...   悄然とばばが泣いている姿を見るとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「悄然」の読みかた

「悄然」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悄然」


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賀茂別雷命   原典   羸弱  

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