...無病息災になると思っているんだ...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...一日を息災に暮し得ては...
太宰治 「新ハムレット」
...小夜(さよ)も息災に候えば...
夏目漱石 「虞美人草」
...息災にしておりましたか...
本庄陸男 「石狩川」
...象厩に猴を畜(か)えば象を息災にすとシャムでも信ずる由...
南方熊楠 「十二支考」
...象を息災にすと信ずる由書いたが...
南方熊楠 「十二支考」
...子供に背負わせると息災にそだつという俗習がある...
山本周五郎 「日本婦道記」
...百年息災に生きるよりも...
山本周五郎 「風流太平記」
...息災に御本望を遂げられい...
夢野久作 「斬られたさに」
...ご息災に」「ありがとう存じまする...
吉川英治 「私本太平記」
...そしてお国元の幼い者から皆も無事息災におりますと...
吉川英治 「私本太平記」
...まず今年も、息災に打揃うて、お互に祝着に存ずる」「されば、孫兵衛丞どの、御挨拶のとおり、藩公の御慈愛、旧主の御恩、零落のむかしに変る今日の天地の恩...
吉川英治 「宮本武蔵」
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