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石川啄木 「一握の砂」
...長吉(ちやうきち)は外目(よそめ)も可笑(をか)しい程(ほど)にぼんやりして居(ゐ)た事などを息もつかずに語りつゞけた...
永井荷風 「すみだ川」
...息もつかずまくし立てるので...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここまで息もつかずに駈(か)けて来たのに...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...「宵から息もつかずに吹いているよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...息もつかずにぺろぺろと食べてしまうわ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...馬どもはまるで一丁場(いっちょうば)も息もつかずに駈けつけたように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...言われたところを息もつかずじっと読んでいました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...息もつかずに登った...
山本周五郎 「山彦乙女」
...小川町から牛ヶ淵の方角へ息もつかずに急いでくりゃれ」「でも余りお駕が揺れましては」「大事ない――」と...
吉川英治 「剣難女難」
...息もつかずに攻めた...
吉川英治 「三国志」
...息もつかずなお猛攻を続けた...
吉川英治 「三国志」
...息もつかずにかけあがってくる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...息もつかずに走りこんだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「おう、あれこそ」「金瓢(きんぴょう)の馬じるし」「群れ立ってゆく旗本どものなかにこそ、秀吉はいるにちがいない」平八郎以下、息もつかずに、ここまで来て、一川(いっせん)を中に、対岸をながめた士卒は、騒然と、指さしたり、小手をかざして、武者ぶるいした...
吉川英治 「新書太閤記」
...それからまた息もつかずに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...息もつかず合戦を開始しているのに...
吉川英治 「源頼朝」
...息もつかずに来てしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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