...彼女は恩寵を受けたことを忘れず、感謝の気持ちを示している...
...その芸術家は神から授かった恩寵によって、天才的な作品を生み出した...
...人生には恩寵があることを忘れず、謙虚であるべきだ...
...彼は恩寵を受けた立場でありながら、周囲に対して傲慢な態度をとっている...
...父親の一言がきっかけで、彼女は大学に進学する恩寵を授かった...
...神の恩寵に浴し得ると……...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...恩寵(めぐみ)をえまくほりする者...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「びるぜん祈祷」
...あの長者の寛大かぎりなき恩寵の結果...
高田保 「貸家を探す話」
...懸けし恩寵を失ふことの無きがため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...寛大な天帝が濫費する恩寵の秩序で以て置きかえられる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...恩寵が衰へると其勢力は全くなくなる...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...真の宗教は神より下さるる恩寵の賜物であって...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...わたしが逆説的な恩寵として感じる心持...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神の恩寵を乱用することにほかならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういう特別の恩寵に値するのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...許された恩寵(おんちょう)であるといっていい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自然への従順な態度がこの恩寵(おんちょう)を受けるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いかなる非情な主知主義者といえども持ち合せているにちがいないその感情――感情をパスカルは神の恩寵物だという...
横光利一 「夜の靴」
...鎌倉の恩寵をうけた一人...
吉川英治 「私本太平記」
...そして殿の恩寵は人いちばい篤(あつ)う受けておりますから...
吉川英治 「新書太閤記」
...なまなか闕下(けっか)の恩寵(おんちょう)に狎(な)れている都人士などよりも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その恩寵(おんちよう)を蒙(かうむ)ること頗(すこぶ)るふかし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...運命の女神の恩寵でしかあり得ない...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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