...何(ど)うぞ私(わたくし)の罪(つみ)をお恕(ゆる)し遊(あそ)ばして...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...然しそれらには恕してやつて可い理由がいくらもある...
石川啄木 「文藝中毒」
...まあ恕(じょ)すべきであると考えたであろう...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...(心安き間柄失礼は御海恕可被下(くださるべく)候)所謂(いわゆる)べくづくしなどは小生の尤も耳障に存候処に御座候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...平に御海恕可被下(くださるべく)候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...全く『大阪』との約束上より出でたる事と御海恕願候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...希くハ諒恕せられん事を...
田中正造 「非常歎願書」
...讀者諸君の寛恕を願つて書く――昭和五年新潮社刊行『現代詩人全集』第二卷中に(これも實は是非書けと迫られて)自傳一ページを書いた...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...若シ己レガ閑ヲ以テ人ノ忙ヲ恕セズ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「忙ノ説」
...お恕(ゆる)しするやうにしたうございますけれど...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼の松岡恕庵(じょあん)...
牧野富太郎 「植物記」
...ピゾン・レチクラツスは三十フィートまで長ずというから『本草』の懸値(かけね)は恕(ゆる)すべしで...
南方熊楠 「十二支考」
...馬屋原成美、字は伯孝、初め周迪と称し、後恕庵と改め、又父祖の称玄益を襲いだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...おほよそ造語はその既往の歴史を以て人の寛恕を得べき權利なきものなれば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...斉昭は頼恕の実の弟だからである...
山本周五郎 「新潮記」
...氏名なども間違っている人があるかも知れないが筆者の記憶の粗漏として諒恕御訂正を仰ぎたい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...敢(あ)えてこの蕪文を続行する次第である事を何よりも先に諒恕(りょうじょ)して頂きたい...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...むしろ愛すべき稚気(ちき)――と恕(ゆる)しているような寛度で...
吉川英治 「新書太閤記」
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