...さも、恐ろしさうに、わなわなとお震へになりましてな、『遅れまいぞ...
芥川龍之介 「芋粥」
...その時の眼のくばりには確にさやうな恐ろしさがあつたやうでございます...
芥川龍之介 「地獄變」
...沙門の法力(ほうりき)の恐ろしさには...
芥川龍之介 「邪宗門」
...恐ろしさの余りに初めの意気組などはどこへやらで...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...恐ろしさにいくらか二の足をふんではいたが...
海野十三 「超人間X号」
...焼かれる恐ろしさは...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...到頭恐ろしさに堪えやらずして...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...そこには少しもある暗い恐ろしさがなかった...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...最後にアゼンスにおける疫病流行当時の状況がリアルな恐ろしさをもって描き出されている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...その男は獰猛(どうもう)さと恐ろしさとにおいてはあえてジョンドレットに劣りはしなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...不思議な箱に気づくと恐ろしさうに戦いてゐましたが見れば見る程立派やかな宝石類に誘惑を覚えはじめます...
牧野信一 「フアウスト」
...「畜生! この女は低能児をはらむ恐ろしさを又しても妄想して悩んでいる...
松永延造 「職工と微笑」
...恐ろしさを感じた...
水野葉舟 「帰途」
...宿命の恐ろしさを宮はお思いになっても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伊那少年は石炭運びの恐ろしさを知っていたのだ...
夢野久作 「難船小僧」
...電報の内容の恐ろしさに胆を潰したものらしい...
夢野久作 「暗黒公使」
...……恐ろしさも、こうなると、いっそ、面白の世やと、謡拍子(うたびょうし)にして謡いとうなる」「太守...
吉川英治 「私本太平記」
...かの女が告げた恐ろしさより...
吉川英治 「平の将門」
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