例文・使い方一覧でみる「恍」の意味


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...旅心(くわう)として一味の慰楽をむさぼり得たり...   旅心恍として一味の慰楽をむさぼり得たりの読み方
石川啄木 「閑天地」

...今は惚としていた...   今は恍惚としていたの読み方
高見順 「いやな感じ」

......   の読み方
高村光太郎 「智恵子抄」

...撰(えら)ばれてあることの惚(こうこつ)と不安と二つわれにありヴェルレエヌ死のうと思っていた...   撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにありヴェルレエヌ死のうと思っていたの読み方
太宰治 「葉」

...白日の中に惚(うっとり)と見惚(みと)れ切っていたのであった...   白日の中に恍惚と見惚れ切っていたのであったの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...惚(うっとり)と父君に凭(もた)れかかるようにして...   恍惚と父君に凭れかかるようにしての読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...余等はやゝ久しく惚(こうこつ)として眺め入った...   余等はやゝ久しく恍惚として眺め入ったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...惚(こうこつ)として耳を傾けていた...   恍惚として耳を傾けていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...愕然(がくぜん)として惚(こうこつ)から醒(さ)めて...   愕然として恍惚から醒めての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...僕は彼に逢つたら到底別れねばならぬ運命であるから相互に納得の上泣くだけは泣いてもきつぱり手を切つてしまはうと篤と噺をする積りで其いひ樣も心の中であれこれと考へて居つたのであつたが停車場へ突然彼の化粧した姿を見た時には惚としてそれも此も忘れてしまつた...   僕は彼に逢つたら到底別れねばならぬ運命であるから相互に納得の上泣くだけは泣いてもきつぱり手を切つてしまはうと篤と噺をする積りで其いひ樣も心の中であれこれと考へて居つたのであつたが停車場へ突然彼の化粧した姿を見た時には恍惚としてそれも此も忘れてしまつたの読み方
長塚節 「開業醫」

...そしてこの惚(こうこつ)たる場面は...   そしてこの恍惚たる場面はの読み方
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」

...祝盃に祝盃を重ねて素晴しい大夢に惚としてゐた有様は...   祝盃に祝盃を重ねて素晴しい大夢に恍惚としてゐた有様はの読み方
牧野信一 「熱海線私語」

...近くは半島を出でゝ遥かなる旅路の彼方に忽の夢を結ばうと画策してゐる次第である...   近くは半島を出でゝ遥かなる旅路の彼方に恍忽の夢を結ばうと画策してゐる次第であるの読み方
牧野信一 「或るハイカーの記」

...極楽浄土としての惚境は...   極楽浄土としての恍惚境はの読み方
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」

...しばしば惚無我の境に入り...   しばしば恍惚無我の境に入りの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...見(みと)れてもいる...   見恍れてもいるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...自己の画策にふと惚(こうこつ)となる寸間もあった...   自己の画策にふと恍惚となる寸間もあったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...うっかり見(みと)れてしまうのである...   うっかり見恍れてしまうのであるの読み方
吉川英治 「親鸞」

「恍」の読みかた

「恍」の書き方・書き順

いろんなフォントで「恍」

「恍」の英語の意味

「恍なんとか」といえば?  


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