...急坂を登りきるのは大変だよ...
...この道は急坂が続くから、車の運転には注意が必要だ...
...急坂の上にあるお寺は景色が素晴らしいらしいよ...
...急坂を下る時は足元に注意して歩かないと危ない...
...このエリアは急坂が多く難しいランニングコースだ...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...道から左手に急坂があり...
梅崎春生 「狂い凧」
...その急坂(きゅうはん)に鼠の姿を見るだろう...
海野十三 「西湖の屍人」
...私は椅子に二本の竹を渡したものに乘つかつて急坂を舁(かつ)がれて行つた...
高濱虚子 「横山」
...畑の横の石礫(いしころ)道を過ぎて胸を衝くような急坂を登り...
橘外男 「仁王門」
...やがて道は急坂(きふはん)の上に尽く...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...一八二九年八月八日に王政自身がまっしぐらに駆け降りたあの急坂を...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...三宅雪嶺赤坂表町から急坂を下りて...
野村胡堂 「胡堂百話」
...早稲田を目白台へ上る急坂の半の石垣には...
正岡容 「東京万花鏡」
...芝の海ならね正しく「横丁に一つづつある」急坂である...
正岡容 「寄席風流」
...長塩という村から左に折れ急坂を攀(よ)じ尽した時...
柳宗悦 「民藝四十年」
...山腹の急坂において眠るなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...――そこは石ころの多い沢の急坂(きゅうはん)にあたっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...やがて面前に見た急坂(きゅうはん)の上から...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...五のめるような急坂(きゅうはん)だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...九十九折(つづらをり)の急坂を登つて行くと...
若山牧水 「樹木とその葉」
...吹路(ふくろ)という急坂を登り切った頃から日は漸く暮れかけた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...一里あまりの急坂を下りて来た我等は其処で釣橋を渡って大野川を越え...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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