...「思惟に耽る」人生哲学について長時間考える...
...彼女の思惟は常に深い...
...彼の思惟が疲れる...
...思惟力を鍛える。To train one's power of thought....
...思惟を巡らす。To ponder....
...観察と思惟とが綿密また正確であり...
津田左右吉 「歴史とは何か」
...そこで私はまさしくただ思惟するもの...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...多分かやうな形體は私の思惟の外に世界のうちどこにも存在せず...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...物体的なもののすべての像をさえ私の思惟から拭い去り...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...神をば存在を離れて(すなわちこの上なく完全な実有をば最大の完全性を離れて)思惟することは私にとって自由であるのではないから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...言葉をなくすれば思惟がなくなると同時にあらゆる文学は消滅する...
寺田寅彦 「科学と文学」
...即ち感性的直観と思惟との結合の結果が予め予想されてあったものに相当しなければならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...かくて弁証法は存在の夫と思惟の夫とに区別され且其両者が相連関せしめられる...
戸坂潤 「辞典」
...知識的思惟作用が映画的表現を得るかどうかも試みるために...
中井正一 「色彩映画の思い出」
...プラトンについて思惟(しい)されるのは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...親分!涅槃花ざかりなる菩提樹の下密林の影のふかいところでかのひとの思惟(おもひ)にうかぶ理性の...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...それは「思惟し得べき場處」又は「空間」(ho notos topos)において存在する(Poaliteia 517 b)...
波多野精一 「時と永遠」
...思惟が自発的であるに反して...
三木清 「哲学入門」
...知識の倫理の問題はまた認識の主体が単に表象的・思惟的なものでなく全体の人間であると主張する立場とも差当り無関係である...
三木清 「哲学入門」
...その一が他の原因であるといふことによつて基礎附けられてゐるものとして思惟されるとき...
三木清 「認識論」
...我々はマルクス主義がヘーゲル哲學に於ける制限として思惟したところのものを吟味しておかう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それ故にまた再び可能であらうと思惟し...
三木清 「歴史哲學」
...それしか思惟(しい)らしい思惟はなにも泛かんで来ない...
吉川英治 「私本太平記」
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