...十三人食卓に列するを忌み...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...『旧事紀』は、茲に附記して曰く、今の世の人夜、一箇火を忌み、亦夜、擲(な)げ櫛を忌むは、是その縁なりと...
高木敏雄 「比較神話学」
...さらに忌み嫌うべきことではないが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼が忌みきらってる三...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人から忌みきらわれるばかりである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...能登守を忌み嫌うというのも単に感情の問題のみで...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の胸の底には彼女を忌み嫌う心が我知らず常にどこかに働らいていた...
夏目漱石 「道草」
...本国政府から強要される仏国風の教化を毛虫のように忌み嫌い...
久生十蘭 「魔都」
...メアリは心底忌み嫌い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...因って白犬と呼ばるるを忌み...
南方熊楠 「十二支考」
...かく忌み嫌わるるもの故諸獣を神とし尊ぶ例多きも鼠を拝む例は少ない...
南方熊楠 「十二支考」
...忌みもはてなば浜子と婚姻の式をあげさせんと...
三宅花圃 「藪の鶯」
...その前一カ月は物忌みをする...
柳田国男 「故郷七十年」
...亥の子の騒ぎはこのように物忌みのうすれかけた時...
柳田国男 「故郷七十年」
...米を毎年満足に作るためには非常にむつかしい物忌みをしなければならない...
柳田国男 「故郷七十年」
...普通の人はそれから一カ月以上の物忌みがある...
柳田国男 「故郷七十年」
...この記事を忌み嫌われる方々は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...建築の初めの頃に教会を忌み嫌っていた人たちが...
和辻哲郎 「鎖国」
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