...いいかえれば映画作家として映画的表現に適しないものを取り上げることがなぜ良心的なのであろうか...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...良心的な候補者を多数登場させなくてはならぬ...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...中心的な神殿はエピダウロスにあり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...野性味のないことである(野心的な句はさうたう見うけるが)...
種田山頭火 「其中日記」
...知識社会学の中心的な課題から特色づけることが出来る*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...その中心的な意味に於て...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...良心的な科学者によって...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...そして叔母が残してくれた深い専心的な生活の大きな実例は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本当に妻が正しく己が不正なのかも知れぬという良心的な懐疑に迄苦しまねばならなかった...
中島敦 「南島譚」
...彼等がさう云つてゐる時くらゐ唯心的なものはないやうである...
中原中也 「詩に関する話」
...その方がフレッシュで野心的なものが出来ると思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...音吉は放心的な眼を挙げて遥かの凧を視詰めてゐた...
牧野信一 「山峡の凧」
...その基礎理論たる人口理論の中で最も中心的な命題は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...現代においては社会に対する技術が中心的な問題になっているということができるであろう...
三木清 「哲学入門」
...子どもたちを愛しつづけた良心的なわかい女教師が...
村山俊太郎 「石をしょわずに」
...――そういう良心的な専門家の評(うわさ)を聞いて...
山本周五郎 「青べか物語」
...この店の良心的な野菜類の選定の厳格さを賞した...
横光利一 「旅愁」
...そうして良心的な男であった...
和辻哲郎 「孔子」
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