...――文化社会学は(ドイツに於ける)社会学の最も中心的な課題であり又最も尖鋭な形態である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...その中心的な意味に於て...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...云うまでもなくフランスに於ては啓蒙運動のこの中心的な目的は一応立派に実現された...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...動物の専心的な夢遊歩行...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...下級な心的なエレメントがすでにあり...
中井正一 「美学入門」
...きわめて良心的なものであることに疑いはない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...野心的な作曲家によって幾度か試みられましたが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...それは一部分はソルディーニの良心的なやりかたからきたことであり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...音吉は放心的な眼を挙げて遥かの凧を視詰めてゐた...
牧野信一 「山峡の凧」
...そうして撮影は一枚看板を除く総て都下舞踊界舞台撮影を以て第一人者とされている小山写真館主の極めて良心的な製作にかかる...
正岡容 「小説 圓朝 あとがき」
...非良心的な仕事をするための口実とするための嘘である...
三好十郎 「俳優への手紙」
...彼らの極度に野心的な性質を示す証拠が限りなく見出される...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こうやって我々はまずつつましやかに良心的な告白をしておいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...問題は「田舎団十郎」の良心的な名演技のほうへそれてゆき...
山本周五郎 「青べか物語」
...この店の良心的な野菜類の選定の厳格さを賞した...
横光利一 「旅愁」
...厳粛そのもののように硬(こわ)ばっている良心的な人間も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...即ち南極にあった一つの原始大陸が遠心的な力によって砕け...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...そうして良心的な男であった...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索