...私の専門とする軍事科学の貧弱ながら良心的な研究により...
石原莞爾 「最終戦争論」
...このヘビは野心的な動きをしている私の杖は円を描いてヘビにすべての道を示している...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...良心的な後悔をその間に差し挟むのだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...もう一度元のところへ割込もうという私心的な目的もあってのことらしかった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...芸術的感興というものがこのように全心的な燃焼を要求するからこそ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それの可能な条件を少しずつでもより多くと生きてゆくことが中心的な努力であるようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その暇をなるべく有益なことに使おう」または「映画の仕事の報酬の中から少しずつを割いて(良心的な仕事)をしよう」と言った程度のシミッタレな「善意」だけだ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...君達俳優が「良心的な仕事なら...
三好十郎 「俳優への手紙」
...子どもたちを愛しつづけた良心的なわかい女教師が...
村山俊太郎 「石をしょわずに」
...わたしが当世の習慣から見るとまれなほど馬鹿々々しく良心的な愛を持っていることについてである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――そういう良心的な専門家の評を聞いて...
山本周五郎 「青べか物語」
...――そういう良心的な専門家の評(うわさ)を聞いて...
山本周五郎 「青べか物語」
...毒悪不倫劇の中心的な主役を引受けて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...また、どうしたら剣聖といわれるあの老龍に一撃与えることができるか)を、遠心的な眼が、じっと考えつめていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...厳粛そのもののように硬(こわ)ばっている良心的な人間も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そうしてきわめて良心的な子路は...
和辻哲郎 「孔子」
...その中心的な勢力は東から迫ってくる武田信玄であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...顔面は人の存在にとって核心的な意義を持つものである...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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