...快速戦車部隊への刮目(かつもく)...
海野十三 「『十八時の音楽浴』の作者の言葉」
...その手腕は刮目(かつもく)すべきものがあった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...鶏(にわとり)が刮々(くわっくわっ)叫んで忙(あわ)てゝ遁(に)げる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その活躍振りは刮目して見るべきだということになった...
戸坂潤 「社会時評」
...「教学刷新」刮目して待つべしであろう...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...どうぞこれから刮目して御待ち下されん事を願います...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...それだから私は刮目してその成り行きの注視を怠らないであろう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...帰日相逢須刮目...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは諸君と共に刮目して他年の成功を待たうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...古本大学刮目(こほんだいがくくわつもく)...
森鴎外 「大塩平八郎」
...六月大学刮目に自序す...
森鴎外 「大塩平八郎」
...今明日(こんみょうにち)の中(うち)には何等かの刮目(かつもく)すべき成果を挙げ来(きた)るべく信ぜられつつあり...
夢野久作 「暗黒公使」
...刮(か)っと、炬(きょ)のような眼で、信玄はにらみ下ろしている...
吉川英治 「上杉謙信」
...謙信は、ややしばし、うす眼をとじて、聞いていたが、彼が、その苦衷を長々と述べ終ると、初めて、刮(くわっ)と、瞼(まぶた)をひらいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...刮然(かつぜん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...刮(かっ)と後ろへ向けると...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、刮(かっ)と、大きな眼(まなこ)を、そこにいた人影に向けて、「ああっ...
吉川英治 「源頼朝」
...刮然(かつぜん)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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