...私の心の底までぐざと刮(えぐ)り通す瞬間はない...
有島武郎 「小さき者へ」
...快速戦車部隊への刮目(かつもく)...
海野十三 「『十八時の音楽浴』の作者の言葉」
...夫々科学批判に活躍しているのは刮目していい...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その活躍振りは刮目して見るべきだということになった...
戸坂潤 「社会時評」
...これは刮目に価するものであつたが...
牧野信一 「浪曼的時評」
...それだから私は刮目してその成り行きの注視を怠らないであろう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...帰日相逢須刮目...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは諸君と共に刮目して他年の成功を待たうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...毒根刮骨来...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...平八郎の著(あらは)した大学刮目(だいがくくわつもく)の訓点(くんてん)を施(ほどこ)した一人(にん)で...
森鴎外 「大塩平八郎」
...古本大学刮目(こほんだいがくくわつもく)...
森鴎外 「大塩平八郎」
...古本大学刮目(だいがくくわつもく)に序せんことを約す...
森鴎外 「大塩平八郎」
...「やかましいッ」刮然(かつぜん)たる柄(つか)の音...
吉川英治 「江戸三国志」
...家康(いえやす)の上に出(い)ずるところに刮眼(かつがん)することを祈る...
吉川英治 「神州天馬侠」
...刮然(かつぜん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康もまた刮目(かつもく)しているにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、刮(かっ)と、大きな眼(まなこ)を、そこにいた人影に向けて、「ああっ...
吉川英治 「源頼朝」
...刮然(かつぜん)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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