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芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...読者請う刮目(かつもく)してその時を待て」葉子は下くちびるをかみしめながらこの記事を読んだ...
有島武郎 「或る女」
...刮目(かつもく)すべきほどの入換えでもなかったが...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...その露国観は必ず一転回して刮目(かつもく)すべきものがあったであろう...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...その手腕は刮目(かつもく)すべきものがあった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...夫々科学批判に活躍しているのは刮目していい...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その結果こそは刮目に価するというべきでしょう」そういって軽く一揖すると...
久生十蘭 「魔都」
...これは刮目に価するものであつたが...
牧野信一 「浪曼的時評」
...わたくしは諸君と共に刮目して他年の成功を待たうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...毒根刮骨来...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六月大学刮目に自序す...
森鴎外 「大塩平八郎」
...今明日(こんみょうにち)の中(うち)には何等かの刮目(かつもく)すべき成果を挙げ来(きた)るべく信ぜられつつあり...
夢野久作 「暗黒公使」
...「やかましいッ」刮然(かつぜん)たる柄(つか)の音...
吉川英治 「江戸三国志」
...刮目(かつもく)して...
吉川英治 「三国志」
...家康もまた刮目(かつもく)しているにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...刮(かっ)と一瞬眼をみひらき...
吉川英治 「日本名婦伝」
...そして、刮(かっ)と、大きな眼(まなこ)を、そこにいた人影に向けて、「ああっ...
吉川英治 「源頼朝」
...大きな口を刮(か)ッと開き...
吉川英治 「源頼朝」
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