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芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...刮目(かつもく)すべきほどの入換えでもなかったが...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...その手腕は刮目(かつもく)すべきものがあった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...最も刮目(かつもく)すべき職業上の研究問題として現われるでしょう...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...鶏(にわとり)が刮々(くわっくわっ)叫んで忙(あわ)てゝ遁(に)げる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その結果こそは刮目に価するというべきでしょう」そういって軽く一揖すると...
久生十蘭 「魔都」
...しかも刮目(かつもく)に値するのは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どうぞこれから刮目して御待ち下されん事を願います...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...三日見ざれば刮目(かつもく)して待つこの時...
正岡子規 「古池の句の弁」
...毒根刮骨来...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...刮目(かつもく)して次回を読め!(中)諸君は博多二輪加(にわか)の名を御存じであろう...
夢野久作 「近世快人伝」
...謙信は、ややしばし、うす眼をとじて、聞いていたが、彼が、その苦衷を長々と述べ終ると、初めて、刮(くわっ)と、瞼(まぶた)をひらいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...「やかましいッ」刮然(かつぜん)たる柄(つか)の音...
吉川英治 「江戸三国志」
...刮目(かつもく)して待っているものです...
吉川英治 「三国志」
...家康(いえやす)の上に出(い)ずるところに刮眼(かつがん)することを祈る...
吉川英治 「神州天馬侠」
...刮(かっ)と大きく...
吉川英治 「新書太閤記」
...刮(かっ)と一瞬眼をみひらき...
吉川英治 「日本名婦伝」
...そして、刮(かっ)と、大きな眼(まなこ)を、そこにいた人影に向けて、「ああっ...
吉川英治 「源頼朝」
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