...只羸弱の病者に莅む時といへどもいくばくも異る處なきが如きものあるを憾みとすることなきにあらずすこやかにありける人は心強し病みつゝあれば我は泣きけり三病院の一室にこもりける程は心に惱むことおほくいできて自らもまなこの窪めるを覺ゆるまでに成りたれば...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...我れながら心強しと誇りたる浅(あさ)はかさよ...
樋口一葉 「軒もる月」
...心強し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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