...――3.教授が喋るのを聞いてゐると非常に寢心地がよいものだ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...――4.アスフアルトの街路は特にドライブし心地がよい...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...着心地がよいとか...
高神覚昇 「般若心経講義」
...わが家以上に居心地がよい...
太宰治 「お伽草紙」
...わが家以上に居心地がよい...
太宰治 「お伽草紙」
...ナオミは一層寝心地がよいのか...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...甚だ清潔で居心地がよい...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...途上で少しばかり飲んだ、最初は酒、そして焼酎、最後にまた酒! 何といつても酒がうまい、酔心地がよい、焼酎はうまくない、うまくない焼酎を飲むのは経済的だからだ、酔ひたいからだ、同じ貨幣で、酒はうまいけれど焼酎は酔へるからだ、飲むことが味ふことであるのは理想だ、飲むうちに味ふほどに酔うてくるなら申分ないけれど、それは私の現状が許さない、だから、好きでもない焼酎を飲む、眼をつぶつて、息もしないやうにして、ぐつと呻るのである、みじめだとは自分でも知つてゐる、此辺の消息は酒飲みの酒好きでないと解らない、酒を飲むのに目的意識があつては嘘だが、目的意識がなくならないから焼酎を飲むのである...
種田山頭火 「行乞記」
...宿の居心地がよいので...
種田山頭火 「道中記」
...蛇も居心地がよいのであろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いっそう読み心地がよい...
中里介山 「大菩薩峠」
...すぐひどく居心地がよいように思われた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...喧嘩河原一よくよく居心地がよいとみえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それに自分の雪小屋は大きくて居心地がよいし...
吉田甲子太郎 「負けない少年」
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