...徳永の人物を臂(ひじ)を把(と)って共に語るに足ると思込み...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...徳永を踏台(ふみだい)にして他の仕事を見付ける意(つもり)でいたのだから...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...捜査課の徳永(とくなが)君からだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...同八日之夜徳永式部卿法印がやかたへうつしまいらせ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...フランク徳永・杉山・山伸等で飲む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...徳永医院へ寄る、顔の方はまだ治らないので変った薬を呉れた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その間に徳永直さんの「はたらく人々」の書評をかきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは今日の現実をトピック的にとらえることは徳永もやっている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中野と徳永について各十行ぐらいずつで何か言えないこともないけれど...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そのいずれの意味にとっても徳永さんの善意から出たことがわかります...
三好十郎 「恐怖の季節」
...どうしてそういう言い方をしたのでしょう? それは徳永さんが文学や文学者を「政治的」に見たためのように思われるし...
三好十郎 「恐怖の季節」
...予より一年遅れて帰つた徳永柳洲(りうしう)君が...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...徳永の鼻糞まろめ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...滿谷(みつたに)、長谷川、徳永、近江、柚木(ゆのき)、志貴(しぎ)、酢屋(すや)、僕の八人は何の目的も無く電車の終点まで乗つて下車し、引返して偶然博物館の前に出て、滿谷等は其(その)附近を写生し、徳永、志貴、近江、酢屋と僕とは加特力(カトリツク)教会の経営に成る当地の模範小学を参観した...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...徳永外二人とギニヨル座の芝居を観に行つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...僕は梅原、九里の二人(ふたり)と伴立(つれだ)つて歩いたが、行(ゆ)きちがひざまに僕の頬(ほ)つぺたへ頗(すこぶ)る野蛮なコンフエツチの投げ方をする者があるから、振返つて応戦しようと思ふと其れは滿谷、徳永、柚木などの日本人であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...カンパン・プルミエの徳永さんの画室まで歩いて行つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...暫(しばら)くして気が附いたが稍(やゝ)離れた後(あと)の卓に滿谷、徳永、小柴(こしば)、柚木、などの画家が食後の珈琲(キヤツフエ)を取りに来て居たので僕が挨拶に行つたら最(も)う立上つて帰る所であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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