...捜査課の徳永(とくなが)君からだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...同八日之夜徳永式部卿法印がやかたへうつしまいらせ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...昭和十八年五月徳永直...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...徳永直・渡辺順三・両氏の『弁証法読本』とを挙げることが出来ると思うが...
戸坂潤 「読書法」
...徳川夢声が「はたらく一家」で徳永直そっくりで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大阪に『戦旗』の講演会があって徳永直...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...別な場合であるが徳永直氏の「はたらく人々」の後半のまとめかたにも見られる...
宮本百合子 「「建設の明暗」の印象」
...自分はそのこまかく折目のついた新聞を手にとり、同志川口浩、徳永、橋本、貴司などが引致されたというところを繰かえして読み、これらの人々の闘争を、身近に感じるのであった...
宮本百合子 「刻々」
...生活派という文学を徳永直の「はたらく一家」が代表している観あり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その間に徳永直さんの「はたらく人々」の書評をかきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは今日の現実をトピック的にとらえることは徳永もやっている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...徳永さんの場合もあなたの場合も...
三好十郎 「恐怖の季節」
...徳永直さんなどの小説が...
三好十郎 「恐怖の季節」
...その中で主任の徳永大尉と助手の大谷曹長が兵士を指揮して...
山本笑月 「明治世相百話」
...南京路(ナンキンロ)へ出て徳永君の訪(と)うた某歯科医も不在であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...滿谷(みつたに)、長谷川、徳永、近江、柚木(ゆのき)、志貴(しぎ)、酢屋(すや)、僕の八人は何の目的も無く電車の終点まで乗つて下車し、引返して偶然博物館の前に出て、滿谷等は其(その)附近を写生し、徳永、志貴、近江、酢屋と僕とは加特力(カトリツク)教会の経営に成る当地の模範小学を参観した...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...最後の稽古の日に徳永柳洲が教へて遣つたので何(ど)うにか見られる様に成つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...暫(しばら)くして気が附いたが稍(やゝ)離れた後(あと)の卓に滿谷、徳永、小柴(こしば)、柚木、などの画家が食後の珈琲(キヤツフエ)を取りに来て居たので僕が挨拶に行つたら最(も)う立上つて帰る所であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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