...然るに浦塩の友なる佐波武雄が浦塩の商人徳永と一緒に帰朝して偶然二葉亭を訪問したのが二葉亭の希望を果す機会となった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...同八日之夜徳永式部卿法印がやかたへうつしまいらせ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...徳川夢声が「はたらく一家」で徳永直そっくりで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...東宝映画からフランク徳永を出張させて貰ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(電力制限のおかげで)徳永フランク来りて英語を指導...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それからすぐ有楽町の徳永医院へ電話で紹介して貰ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...徳永氏が傑(すぐ)れたものとしてあげている『中央公論』六月号のスペイン戦線からの作家たちのルポルタージュ...
宮本百合子 「明日の言葉」
...大阪に『戦旗』の講演会があって徳永直...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...別な場合であるが徳永直氏の「はたらく人々」の後半のまとめかたにも見られる...
宮本百合子 「「建設の明暗」の印象」
...それは今日の現実をトピック的にとらえることは徳永もやっている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうしてそういう言い方をしたのでしょう? それは徳永さんが文学や文学者を「政治的」に見たためのように思われるし...
三好十郎 「恐怖の季節」
...別の意味で徳永直のように「バカらしく」も小説らしい小説が書けない理由もこのへんにある...
三好十郎 「恐怖の季節」
...時代ばなれの「徳永検校」と記した軒ランプ...
山本笑月 「明治世相百話」
...友人徳永柳洲(りうしう)君は画(ゑ)を...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...南京路(ナンキンロ)へ出て徳永君の訪(と)うた某歯科医も不在であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...徳永と長谷川はウイスキイで元気を附けたらしく意外に平気な様子で遣つたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...其(その)二三日前(まへ)七八人寄つて送別の積りで夕飯(ゆふめし)を一緒にした帰りに、徳永、九里、川島、僕の四人でチユイルリイ公園に沿うた氷宮(パレエ・ド・グラス)へ氷滑りを観に行つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...其れには一ヶ月前に倫敦(ロンドン)へ遊んだ二人の画家の徳永さんと川島さんから色色(いろ/\)倫敦(ロンドン)の様子を聞いて居たのと...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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