...石のように固くなって微動だにしない様子だ...
海野十三 「地球発狂事件」
...微動だにしない...
高見順 「いやな感じ」
...顔の表情も微動だにしない...
高見順 「いやな感じ」
...朝夕通して物も言わず微動だにしないことがあった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...下の白紙は微動だにしない...
豊島与志雄 「霧の中」
...その信仰は微動だにしない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...杯中の水も微動だにしない...
中島敦 「名人傳」
...杯中の水も微動だにしない...
中島敦 「名人伝」
...微動だにしないように見える...
中谷宇吉郎 「異魚」
...二本の足が脚立のようにつったったまま微動だにしない...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...黒い広野の微動だにしない夢想から...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...それで収穫がなかったら、私の大へまです」レックミア侍従が書斎に入ってきた、いつも通り冷静、落ち着きはらい、微動だにしない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...伯爵夫人の顔色は微動だにしない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...大佐が相手の目をじっと覗き込むと、微動だにしない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...玄徳の歿後も微動だにしないものを示していた...
吉川英治 「三国志」
...しかし敵は依然として微動だにしない...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
便利!手書き漢字入力検索