...おづおづ席に復すると...
芥川龍之介 「枯野抄」
...これで土地が回復すると思ったら大間違い...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...日がえりに往復することもあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...電波が歐米間に往復するも當然である...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...グングン回復するらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり箱の内部を人が一つ/\と運んで往復するのである...
長塚節 「旅の日記」
...容易に恢復する事が出来なかったが...
夏目漱石 「教育と文芸」
...ふたたび純書生と同様な生活状態に復するのは...
夏目漱石 「三四郎」
...もし今後健康が多少とも回復するようなことがあれば...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...延長観念を反復するごとに...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...あなたがひとりでに意識を回復するまで...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...存在はこの切斷を絶えず繕つて連續を恢復する...
三木清 「歴史哲學」
...僕が小菅へ往復する人力車を留めて...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...兄の罪は消え家禄(かろく)は旧に復するかもしれない...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...忽ち人間性を恢復する...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...二人とも久しく教壇と書斎との間を往復する生活に固定してゐたので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...取次が面白半分に往復すると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...監禁中の兄ワスカルが出て来てインカの位を回復するであろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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