...御足労かけますが、お茶をお持ちしますね...
...本当に御足労さまでした...
...御足労料をお渡し致します...
...午後のお茶は御足労致しましょう...
...御足労に感謝致します...
...われらが御主(おんおるじ)の御足(みあし)は何処(どこ)をも聖(きよ)くなされた...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「浮浪学生の話」
...ぜひにまげて御足労をおねがいしろとのことです」「出て来られない事情というのは何か...
海野十三 「火薬船」
...「遠路(えんろ)乍(なが)ら御足労を願い...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...御足労が願い度いという...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...丁度幸い甥があんたと御心安いというので実は大いに頼みにして御足労を願った様な次第で……」これで伯父の話は終りました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...私の私宅まで御足労を煩(わずらわ)し度い」これが呼出しの口上だった...
江戸川乱歩 「心理試験」
...私の村へも御足労を願えませんでしょうか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...御枕方(みまくらべ)に匍匐(はらば)ひ御足方(みあとべ)に匍匐ひて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その油をあの人の頭にざぶと注いで御足まで濡らしてしまって...
太宰治 「駈込み訴え」
...すぐ御足労願われまいかという...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...こんなことにまでいちいち殿様の御足労を煩(わずら)わさねばならないかと...
中里介山 「大菩薩峠」
...わざわざ御足労をかけるまでもなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...たびたび御足労をかけたことでもありますから...
平林初之輔 「予審調書」
...若様の御足は如何か――おトゲはいくらでも抜いて差しあげませうよ...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...元民は「九人扶持、准、皆川元民、三十七、」玄昌は「八人扶持、准、成田玄昌、二十六、」玄高は門人「成田竜玄次男玄高、」養竹は「十人扶持、御足八人扶持、医、森養竹、六十四、」養真は「五十俵、森養真、三十五、」養玄は「十三人扶持、書教授試補、岡西養玄改待蔵、三十一、」泰安は「十人扶持、御足十人扶持、医、鼓泰安、五十九、」菊庵は「十人扶持、御足五人扶持、医、鼓菊庵、五十四、」立造(りふざう)は「十人扶持、御足三人扶持、執、松尾立造、三十九、」玄察は「十人扶持、御足三人扶持、補、谷本玄察、四十、」金左衛門は「百四十石八十俵、内、藤田金左衛門、三十五、」若くは「百三十石、御宮掛、大林金左衛門、四十七、」洞谷は「十三人扶持、吉田洞谷、四十二、」理安(りあん)は「八人扶持、准、村上理庵、四十三、」策(さく)は「九人扶持、御足三人扶持、准、市岡策、四十二、」恒三は「九人扶持、桑田恒庵改恒介、六十、」若くは其子、雄之介は「五十俵、市令、内田雄之介、四十五、」祐道は「医、横田祐道、」勘兵衛は「十八俵、渡辺勘兵衛、三十一、」東安は「十八人扶持、医、三好東安、四十九、」銑三郎は「五十俵、大森銑三郎、三十、」高山(たかやま)は「二百二十石、高山郷作、三十一、」孫太郎は「五十俵、三富孫太郎、二十八、」顕太郎は門人「町医師、柳井顕太郎、」安貞は「二十俵二人扶持、前田安貞、三十二、」成安は「十二石二人扶持、医、三好成安、二十三、」全八郎は「十四石三人扶持、御料理人頭、上原全八郎、五十七、」貞白は「十人扶持、御足四人扶持、補、石川貞白、五十九、」平蔵は「村片平蔵、二十七」であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「こんな時刻に御足労をかけて済みません...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...ひとつおん許(もと)に御足労をねがい...
吉川英治 「新書太閤記」
...お沓(くつ)へ御足(みあし)をかけている...
吉川英治 「親鸞」
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