...御足労かけますが、お茶をお持ちしますね...
...本当に御足労さまでした...
...御足労料をお渡し致します...
...午後のお茶は御足労致しましょう...
...御足労に感謝致します...
...御釈迦様の御足(おみあし)のまわりに...
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
...われらが御主(おんおるじ)の御足(みあし)は何処(どこ)をも聖(きよ)くなされた...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「浮浪学生の話」
...御足労が願い度いという...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...私の私宅まで御足労を煩(わずらわ)し度い」これが呼出しの口上だった...
江戸川乱歩 「心理試験」
...其處の篠竹(しのだけ)の苅株(かりくい)に御足が切り破れるけれども...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...その油をあの人の頭にざぶと注いで御足まで濡らしてしまって...
太宰治 「駈込み訴え」
...御足労を煩わしたしだいです...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...ほんとにむだな御足労でしたよ』とさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...銀(しろがね)の月を鏤(き)つて御足(みあし)の台とすることがかなひませぬならば...
ボードレール 富永太郎訳 「或るまどんなに」
...「陛下の御足の前の塵をなめさせていたゞきたいのですが...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...あまり急ぐと御足が痛みますよ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...今頃何のためにあなたに御足労を掛けたと思われます...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...己巳席順に「二百石、御足百石、上議員、関藤文兵衛、六十三」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明治二年の席順には「二百石、御足百石、関藤文兵衛、六十三」と云ひ、「十二石、関藤政太郎、廿三」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「やあ御足労をかけましたなあ」益山が笑いながら...
山本周五郎 「いさましい話」
...「こんな時刻に御足労をかけて済みません...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「よいところへ……ちょっとこちらへ御足労を……少々内談が御座る...
夢野久作 「名君忠之」
...実はてまえから御足労をねがって...
吉川英治 「新書太閤記」
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