「御足」の意味
金銭を丁寧に言う表現
「御足」の例文(場面別)
- ビジネス今回のプロジェクトの成功には、ある程度の御足が必要となります。
- 日常会話御足が足りなくて、旅行に行けなかったんだ。
- 時代劇・小説「お主、御足の工面はどうなっておる?」と商人が尋ねた。
小説での「御足」の使い方
...御足労かけますが、お茶をお持ちしますね...
...本当に御足労さまでした...
...御足労料をお渡し致します...
...午後のお茶は御足労致しましょう...
...御足労に感謝致します...
...丁度幸い甥があんたと御心安いというので実は大いに頼みにして御足労を願った様な次第で……」これで伯父の話は終りました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...共通のものがなければ駄目故かたがた御足労を煩わし度と思いますがどうでしょう...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それに依(よ)ればたとい先方にて懇望致され候とも其方様の思召(おぼしめし)如何(いかが)にやと存ぜられ候節も有之(これあり)格別惜しき縁談にては御座なく候ただ其許(そこもと)様始め皆々様に御足労相かけ候段何ともお気の毒様にて申訳も無之候末筆ながらくれぐれも雪子様へ宜(よろ)しく御伝言被下(くだされ)たくお願い申上げ候かしく六月十三日菅野やす蒔岡幸子様御許へこう書いてあって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一度御足労を願ひたいと思つてね」「あ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...どうしてもあなたに御足労願わなければならなかったのです...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...ほんとにむだな御足労でしたよ』とさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...見上げると「御足労だが...
直木三十五 「南国太平記」
...朝の戸を明けるとやがて御足おとが聞えはせぬかと存じまする物を...
樋口一葉 「ゆく雲」
...朝(あさ)の戸(と)を明(あ)けるとやがて御足(おあし)おとが聞(きこ)えはせぬかと存(ぞん)じまする物(もの)を...
一葉女史 「ゆく雲」
...わざわざ御足労をかけるまでもなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あまり急ぐと御足が痛みますよ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...「じや、御足勞だけど、君、綿貫君を家まで送つて行つてあげたら?」「はあ...
三好十郎 「肌の匂い」
...内大臣にもやはりその節御足労を願いたいと思うのですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...きっと申し上げた祝いの日に御足労を煩わしたいということを源氏は頼んで約束ができた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...手島七兵衛は明治二年の席順に「第四等格、五十俵、御足四十俵、手島七兵衛、六十」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己巳席順に「二百石、御足百石、上議員、関藤文兵衛、六十三」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明治二年の席順には「二百石、御足百石、関藤文兵衛、六十三」と云ひ、「十二石、関藤政太郎、廿三」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「こんな時刻に御足労をかけて済みません...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
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