...ひとへに御芳志たるべきと赤手をすってとをし...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...飛行機が海に落ち、参謀副長も戦死して、ついに自分の手に入らなかったことは残念であるが、御芳志は、幾重にも御礼を申上げる……」やがて、巣鴨を出た今村氏は、当時珍しいウィスキーを手土産に私の家を訪ねて来られた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...さは云へ折角の御芳志ならば...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...今日の御芳志にきっと酬(むく)いる)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...その御芳志は今もって忘れておりませぬ)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...「御芳志は寔(まこと)にありがたい...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠慮なく御芳志をいただきまするぞ』と内蔵助のあいさつをきっかけにして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...せっかくの御芳志(ごほうし)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...宗治は、慇懃(いんぎん)に、(御芳志...
吉川英治 「茶漬三略」
...御芳志たのみ奉り候...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索