...御無用なお世話だ...
...彼のアドバイスは御無用です...
...御無用な口出しはやめてください...
...御無用なことを言うな...
...御無用の人も来ないと思いますが、念のために伝えておきます...
...路次の心配は、御無用ぢや...
芥川龍之介 「芋粥」
...遠慮は御無用ぢや...
芥川龍之介 「芋粥」
...御無用にねがいたい...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...この事は当場(このば)ぎり他言は御無用に願うと...
関根黙庵 「枯尾花」
...そんなわけだから遠慮をしていました」「もう遠慮は御無用」「神尾の御前のお怪我はどうですか」「創(きず)は癒着するにはしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは御心配御無用よ――ちゃあんと融通の道はありますから」「でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...その辺の御心配は御無用です」「いいえそうでないようですよ...
夏目漱石 「明暗」
...「良(よ)ッちゃん、心配御無用...
火野葦平 「花と龍」
...だがもう御心配は御無用です...
牧野信一 「毒気」
...お手出し御無用にねがいます」「なに闇討だ...
山本周五郎 「新潮記」
...沼田へのおたちよりは御無用にねがいます...
山本周五郎 「日本婦道記」
...こんどこそ本当にお姉さまらしく生きる機会よ」「もう心配は御無用...
山本周五郎 「めおと蝶」
...遠慮は御無用...
夢野久作 「斬られたさに」
...「御無用ッ...
吉川英治 「新書太閤記」
...御無用にぞんじまする...
吉川英治 「新書太閤記」
...車は、京の七条、六条から引廻され、夜に入って、槙島へもどると、野に敷皮をのべ、「お腹を召されよ」と、情けの脇差(わきざし)を、扇にすえて差出したが、玄蕃允は笑って、「斟酌(しんしゃく)、御無用」と、縄も解かせず、従容(しょうよう)、首を斬らせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...こちらは万々御懸念(ごけねん)は御無用であるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠慮(えんりよ)會釋(ゑしやく)のといふことはてんで御無用...
若山牧水 「姉妹」
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