例文・使い方一覧でみる「御池」の意味

...烏丸御池駅で地下鉄に乗り換えると、京都市内どこに行くのもアクセスしやすい...

...夜目にもうす白い御池の水が枝ぶりのやさしい松の向うにひろ／″＼と見渡せる...
芥川龍之介「地獄変」

...御簾（みす）のひまから見える御池の水に... 御簾のひまから見える御池の水にの読み方
芥川龍之介「邪宗門」

...河原町御池、今の京都ホテルの処に建物がありまして、土手町の府立女学校校長を兼ねました吉田秀穀という先生が校長で、生徒は百人余り、組織は東西南北の四宗に別れていまして、東宗は柔らかい四条派で望月玉泉先生、西宗は西洋画で田村宗立先生、南宗は巨勢小石先生、北宗は力のある四条派で鈴木松年先生がそれぞれ主任でした... 河原町御池、今の京都ホテルの処に建物がありまして、土手町の府立女学校校長を兼ねました吉田秀穀という先生が校長で、生徒は百人余り、組織は東西南北の四宗に別れていまして、東宗は柔らかい四条派で望月玉泉先生、西宗は西洋画で田村宗立先生、南宗は巨勢小石先生、北宗は力のある四条派で鈴木松年先生がそれぞれ主任でしたの読み方
上村松園「想い出」

...この絵は御池の栖鳳先生のお宅の二階で描いていられた時から知っていた...
上村松園「土田さんの芸術」

...栖鳳先生の御池の画室はその頃まだ新築されていない以前で階下にありましたが...
上村松園「昔のことなど」

...「其後信郷居を御池通車屋町西に入北側より二軒目に卜す... 「其後信郷居を御池通車屋町西に入北側より二軒目に卜すの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...御池通車屋町の年寄役を辞し... 御池通車屋町の年寄役を辞しの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...三条坊門ノ御池（おいけ）におき... 三条坊門ノ御池におきの読み方
吉川英治「私本太平記」

...彼の御池殿（おいけどの）へさしずを仰ぎにくる諸将にも... 彼の御池殿へさしずを仰ぎにくる諸将にもの読み方
吉川英治「私本太平記」

...――そして御池殿の広間に寄合う... ――そして御池殿の広間に寄合うの読み方
吉川英治「私本太平記」

...そのうちに御池殿（おいけどの）（尊氏の住居）のうちへ消えた」などという流言も立ち... そのうちに御池殿のうちへ消えた」などという流言も立ちの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「御池殿、植田殿」立ち淀みながら、その者たちは後ろを振向いて、先輩に計（はか）った...
吉川英治「宮本武蔵」

...酒をこっちへ持って来い」植田、御池、その他が口をそろえて、「いやいや酒どころの場合ではない、吾々なら結構ですぞ」伝七郎は、不機嫌に、「なんだ貴様たちは...
吉川英治「宮本武蔵」

...世間はわれわれの宣（の）ぶる言を信じて聞くしかないのですから」御池十郎左衛門はそういって... 世間はわれわれの宣ぶる言を信じて聞くしかないのですから」御池十郎左衛門はそういっての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...御池十郎左衛門は... 御池十郎左衛門はの読み方
吉川英治「宮本武蔵」