例文・使い方一覧でみる「御櫃」の意味
スポンサーリンク...一週間無理に断食をした先生が八日目に御櫃（おひつ）を抱えて奮戦するの慨（（ママ））がある... 
高浜虚子 「漱石氏と私」
...御櫃（おはち）の影を見るや否や食慾は猛然として咽喉元（のどもと）まで詰め寄せて来た...
夏目漱石 「坑夫」
...下女部屋で御櫃（はち）の上（うへ）に肱（ひぢ）を突（つ）いて居眠（ゐねむ）りをしてゐた...
夏目漱石 「それから」
...下女部屋で御櫃（おはち）の上に肱（ひじ）を突いて居眠りをしていた...
夏目漱石 「それから」
...御櫃（おはち）の葢（ふた）を開けて...
夏目漱石 「門」
...だから突然この小舅（こじゅうと）と自分の間に御櫃（おはち）を置いて...
夏目漱石 「門」
...御櫃（おはち）に倚（よ）りかかって突伏していた...
夏目漱石 「門」
...御櫃（おはち）の葢（ふた）を開（あ）けて...
夏目漱石 「門」
...だから突然（とつぜん）この小舅（こじうと）と自分（じぶん）の間（あひだ）に御櫃（おはち）を置（お）いて...
夏目漱石 「門」
...御櫃（おはち）に倚（よ）りかゝつて突伏（つつぷ）してゐた...
夏目漱石 「門」
...一週間無理に断食をした先生が八日目に御櫃（おひつ）を抱えて奮戦するの慨がある...
夏目漱石 「倫敦消息」
...気の毒ながら御櫃（おはち）の上から黙って見物していた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...例の御櫃の上から拝見していると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...嗅（か）いで見ると釜の底の飯を御櫃（おはち）へ移す時のような香（におい）がする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御膳（おぜん）を火燵櫓（こたつやぐら）の上へ乗せまして――私は御櫃（おはち）を抱（かか）えて坐っておりましたがおかしくって……」「何だかハイカラの首実検のようですな...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御櫃（おはち）に移して...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「古道具屋で御櫃（おはち）を決して買ってはいけない...
長谷川時雨 「西川小りん」
...内侍所（ないしどころ）の御櫃（みひつ）...
吉川英治 「私本太平記」
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