...私は御師の祈祷で病気が治りました...
...御師様がお祓いをしてくださいました...
...御師堂でお祈りをしてきました...
...彼女は御師の教えに従って生活しています...
...御師さんに相談してみようかな...
...「御師匠様は外の人のやうに...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...御師匠様のお尋ねなすつた物は...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...御師範といえども...
海野十三 「くろがね天狗」
...御師匠も、まずい附けかたをしたものだ...
太宰治 「天狗」
...御師が一般參拜人の取次をして誰でも參拜せしめる仕掛にしたのであります...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...それから、御師匠様からも、それとなく非業の死を遂げたらしいと、聞きましたが、矢張り――」「その通り――」益満は、腕組をしたまま頷いた...
直木三十五 「南国太平記」
...その帰りがけ長吉に残した最後の言葉はその母親の「御師匠(おししょう)さんのおばさん」にもよろしくいってくれという事であった...
永井荷風 「すみだ川」
...○遊芸の師匠にして長唄手踊何でもござれでやらかすは五もくの御師匠さんとて人の卑しむ処なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...御師匠さんはあれが大好きなの...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...……御師匠さんはあれで六十二よ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...二絃琴(にげんきん)の御師匠さんの所(とこ)で聞いた評判を話したら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御師匠さんは留守でも構わんが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...正米(しょうまい)を年に二百俵貰(もら)うて親玉(おやだま)(将軍の事)の御師匠番になって...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...外宮(げぐう)の御師(おし)で...
森鴎外 「大塩平八郎」
...安田図書 伊勢山田外宮御師 淡路町附近にて捕はる寛輔 堺北糸町医師...
森鴎外 「大塩平八郎」
...鹿島の御師は事触の名の示すごとく...
柳田国男 「海上の道」
...たとえば、この京都だけにも、黒谷には、越前浄教寺村から出た富田勢源(せいげん)の一門があるし、北野には小笠原源信斎、白河には、弟子はもたぬが、伊藤弥五郎一刀斎が住んでおる」「それがどうした」「だから、一人よがりは、通用せぬというのだ」「こいつ! ……」と、高慢の鼻を弄(なぶ)られた男は膝をのりだして、「やい、前へ出ろ」「こうか」「貴様は、吉岡先生の門下でありながら、吉岡拳法流をくさすのか」「くさしはせぬが、今は、室町御師範とか、兵法所出仕といえば、天下一に聞え、人もそう考えていた先師の時代とちがって、この道に志す輩(やから)は雲のごとく起り、京はおろか、江戸、常陸(ひたち)、越前、近畿、中国、九州の果てにまで、名人上手の少なくない時勢となっている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...御師範へお取立てのことも伏してお願い申しておきまする」「うむ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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