...彼女は御娘だが、人気がない...
...後継者として御娘がお嫁に行くことは許されない...
...御娘神社でお参りしたら、願い事が叶った...
...御娘飛龍が激しく燃え上がり、会場は熱気に包まれた...
...御娘が出演する舞台を見に行きたい...
...出雲路(いずもじ)の道祖(さえ)の御娘(おんむすめ)じゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...前の大納言殿御娘...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...これが巡公でなくって先日の御娘さんだったらやはりすぐさま馳け出されるかどうだかの問題はいざとならなければ解釈がつかないから質問しない方がいいとして先へ進む...
夏目漱石 「自転車日記」
...一条左大臣の御娘である...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...若い娘の命をとる事もまっしろな張のある体をめちゃめちゃにする事でも平気なかおでやってのける力をもった刀でさえ錦の袋に入った大店の御娘子と云うなよやかな袋に包まれて末喜の様な心もその厚い地布のかげにはひそんで何十年の昔から死に変り生きかわりした美くしい男女の夢から生れた様なあでやかさばかりを輝かせて育った娘の名はお龍と云う...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...御娘に対してもなんらの保護をお与えにならなかったことで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御良人(ごりょうじん)も御娘(みむすめ)も...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝(みかど)すらも御娘のために婿選びの労をおとりになるのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの人を死なせてからの自分の心は帝の御娘を賜わるということになったのもうれしいこととは思われない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ましてこれは認められなかったというだけで八の宮の御娘ではないかと思ってみると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お認めにならなかった宮の御娘の女王(にょおう)の所を選んでしいて姫君の隠れ場所にしたのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「助かりましたぞ御娘子様(おむすめごさま)...
室生犀星 「津の国人」
...筒井のために作られた衣裳はまるで御娘子と同じ模様の襲(かさね)も青い練絹(ねりぎぬ)であった...
室生犀星 「津の国人」
...筒井はそれを携えた御娘子に辞退して...
室生犀星 「津の国人」
...愉(たの)しき十日間ほど御娘子様...
室生犀星 「津の国人」
...大山祇命(おおやまつみのみこと)かその御娘の木花開耶姫(このはなさくやひめ)と...
柳田国男 「山の人生」
...女英(にょえい)という二人の御娘がありました...
吉川英治 「三国志」
...そこで堯帝はふたりの御娘を舜王に娶(めあ)わせて...
吉川英治 「三国志」
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