...この得意の絶頂のときに彼はロイアル・ソサエティの蔵書の数ページを破った嫌疑で告訴され...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...三 得意の絶頂その頃徳富蘇峰(とくとみそほう)...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...北京(ペキン)に放浪して親友川島浪速の片腕となって亜細亜(アジア)の経綸を策した時代は恐らく一生の中の得意の絶頂であったろうが...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...このとき袋猫々探偵は得意の絶頂にいた...
海野十三 「奇賊は支払う」
...きっと成功するよ」男は得意の絶頂にのぼりつめて...
海野十三 「空襲下の日本」
...得意の絶頂(ぜっちょう)にある油蹈天学士(ゆうとうてんがくし)が待っていた...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...その得意の絶頂にある所の同氏を...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...美濃(みの)の守護として得意の絶頂に立っていたが...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...この時分がその得意の絶頂の時代でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...今や得意の絶頂なる社長...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼女は今夜得意の絶頂にある樣子であつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼は得意の絶頂に達すると幻灯の合間に自吟自演の剣舞を披露した...
牧野信一 「サクラの花びら」
...「文芸春秋」へ寄せた新作黄表紙が芥川さんに激賞されおよそ得意の絶頂時代だった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...主人はもう得意の絶頂でした...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...得意の絶頂にいる若い男は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...得意の絶頂にある今の左中将の耳には...
吉川英治 「私本太平記」
...そして得意の絶頂にある義元だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまは得意の絶頂だが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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