...荷を背負って徒歩で行く人々以外に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...徒歩で世界を一週すると言ひ出す奴が屹度出る...
石川啄木 「菊池君」
...徒歩で程近いO町に向った...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...天気の悪いにもかかわらず徒歩で来る者...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...それから先は吉野川に沿うた街道(かいどう)を徒歩で出かけた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...残りは徒歩で行くことになった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...徒歩では無理である...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...上陸地点から徒歩でたっぷり四時間...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...H山中の惨事×月×日午前八時ごろK県H山中S村役場の小使某が所用あってH国道をN方面に向って徒歩で行く途中国道より十数丈の崖下に自動車らしきもの半ばS川に沈んでいるを発見し急いで駐在所にかけつけかく告げたので係官出張人夫等と崖下に下り漸く午後一時ごろ自動車をS川岸へ引き上げ取調べた所中に一人の青年紳士が頭部顔面を粉砕されその他外傷数ヶ所を負い死んでいるのを発見したが目下身許調査中である...
浜尾四郎 「死者の権利」
...九十日から百日ぐらいかかって徒歩で往復するのだが...
久生十蘭 「南極記」
...てくてくと徒歩でいろんな鶏舎(とや)の後ろをまわって...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...徒歩で出かけることにしよう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...徒歩で旅行をしているけれども...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...徒歩で国境を破る警戒に備える...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...また走り登って鐘塔に入り徒歩で出で最高の絶頂に上り...
南方熊楠 「十二支考」
...流れを徒歩でわたると...
室生犀星 「天狗」
...彼の方は徒歩であったからで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...辛うじて徒歩で逃げて...
吉川英治 「三国志」
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