...荷を背負って徒歩で行く人々以外に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それまで私は飯田町から毎日徒歩で通つてゐました...
石川三四郎 「浪」
...徒歩で歩く人々に見下ろされる...
石川啄木 「雪中行」
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...彼らはみんな徒歩で行進しなければならなかった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...わたしはいちばん速い旅行者は徒歩で行く人間だということを知っている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...徒歩でも車でも出さえすると屹度跟(つ)いて来るが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...城へ近づくと、然し、徒歩で、馬で、人々は、急いでいた...
直木三十五 「南国太平記」
...徒歩で半時間位しか離れていないいつもの私の散歩区域...
萩原朔太郎 「猫町」
...彼等は彼が徒歩で庭を横切って来るのを見ていたし...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...今朝徒歩で小田原の町へ出発した...
牧野信一 「水車小屋の日誌」
...だが樽野は、もうそれ以上車では進めなかつたので引き返したのだから、徒歩で出直し、もつと先きまで遡つたら必ず話のやうな蛍の産地に出遇ふに相違ないといふ確信はもつてゐたのだが、たつた独りであんな暗い道をトボ/\と出向いて行かうとする段になると堪らない気遅れがするのであつた...
牧野信一 「籔のほとり」
...きた時のように徒歩でホテルを出ると...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...彼らはしばしば馬から飛び下りて徒歩で戦う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...昨日は松戸から徒歩で市川へ下り...
山本周五郎 「青べか日記」
...二人は徒歩で博物館へ行つて人込(ひとごみ)の中を分けつつ絵を観たが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そして親しくアルプスを二囘も徒歩で越えてゐる人でありながら...
吉江喬松 「山岳美觀」
...悪四郎は徒歩で駈けた...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索