...後程ご連絡させていただきます...
...お待ちいただければ、後程お呼びします...
...後程改めてご確認ください...
...ご都合のよろしい後程にお伺いします...
...今回は申し訳ありませんが、後程に改めてお願いいたします...
...そこでお敏も、「じゃ叔母さん、また後程...
芥川龍之介 「妖婆」
...(後程に――)もう先生は天幕へ入った――で...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...後程にまた参りましょうと存じまして...
泉鏡花 「婦系図」
...――この事は後程(のちほど)になって...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...」後程、青木さんが外の函から出して来て下すつた郵便物の中に、青山にゐる養母からおくみへ久々で来た手紙も濡れて交つてゐた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...「そろ/\あちらへお床を延べて置きましても宜しうございますか?」二十三青木さんは後程お寝(やす)みになるときに...
鈴木三重吉 「桑の実」
...後程で結構ですから...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...又後程伺いますが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...帰リマシテカラ後程結果ヲ御報告申シマス」ト云ッテ帰ッテ行ッタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...刀の見様を拙者が御伝授申し上げようか」「後程にお伺い致しまする」「後程?……それでは拙者が困る...
中里介山 「大菩薩峠」
...お忙しいならば後程といつて去つて畢つた...
長塚節 「教師」
...ぢや後程(のちほど)伺(うかゞ)ひませう...
夏目漱石 「門」
...後程(のちほど)庭(には)へ出(で)て御覽下(ごらんくだ)さい...
濱田青陵 「博物館」
...その中(なか)には後程(のちほど)述(の)べようと思(おも)ふ日本(につぽん)の私共(わたしども)の祖先(そせん)が使(つか)つた勾玉(まがたま)の形(かたち)に似(に)た飾(かざ)り物(もの)があり...
濱田青陵 「博物館」
...お代は後程ってことで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...都合で後程にでも伺ひませうかな...
牧野信一 「籔のほとり」
...後程」と引き退る...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...『後程(のちほど)また伺ひます...
與謝野晶子 「帰つてから」
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