...近頃後添いを捜しており...
谷崎潤一郎 「細雪」
...後添いの名義にしてしまったもので...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...東京に芸者をしていたことがあるとか言ったその後添いの婆さん...
徳田秋声 「黴」
...そこへ後添いに来たとか聞いている婆さんは...
徳田秋声 「爛」
...親類の承諾を得て後添いに直しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...房五郎の後添い、お駒のためには継母に相異ありませんが、本当によく出来た人で、三十八九にしては若々しい容貌(きりょう)と共に、町内でも褒めものの女房だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お楽と、お楽の後添い、――死んだお浅とお菊には継父(けいふ)に当る弥助(やすけ)――の喜びはいうまでもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丸屋の後添いになるのは本望ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三郎兵衛の後添いのお篠...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世間から何とか言われるのも承知で貰った後添いで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お秀を後添いに望んでいたという外には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...家中で知らないものはございません」後添いのお国の美しい顔は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あのお国という後添いは立派な女さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分の寝床へ帰って知らん顔をしていたのさ」「後添いのお国を殺したのは?」「お雪を殺すつもりだった」「すると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丸屋六兵衛に後添いを世話すると持込み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どういうつもりで泰文のような下劣な男のところへ後添いに来る気になったのかと...
久生十蘭 「無月物語」
...そのはらいせに息子と平二郎の妻(後添いで息子には義母に当ると聞いた)が寝るという噂(うわさ)のある老人で...
山本周五郎 「青べか物語」
...かよという娘を後添いに欲しがっていました...
山本周五郎 「風流太平記」
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