...後刻電話をするつもりです...
...後刻お礼の手紙を出します...
...後刻詳細をお知らせいたします...
...私たちは後刻再度会議を開催しましょう...
...後刻の変更があれば連絡するよう言われました...
...いずれ後刻(のちほど)...
泉鏡花 「婦系図」
...未(いま)だに姿が見えぬ」「後刻でもよい」という者...
海野十三 「諜報中継局」
...そのとき丁度正造は議席にいなかったが、後刻出席して、軍機保護法案に就いての質問応答が一段落するのを待って、百十六番の席から、「議長!」と叫んだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...また後刻お伺い致しまする」こう言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...「今は忙しいから、後刻面会を致す、いずれかへ無礼なきように御案内申しておけ」「委細、承知致しました」「水戸の山崎……お前は知っているか」権六は、少しく不安心になってきたものだから、後ろの席でこれも擬(まが)い勤番の木村に尋ねると、権六とは負けず劣らずの代物(しろもの)で、岡引(おかっぴき)を勤めていた男...
中里介山 「大菩薩峠」
...後刻上りますよ」こうして...
中里介山 「大菩薩峠」
...信仰風な雷雨の午後は漂流民の見られるだらう古代欧羅巴に伴((つ))れてゆく!さてその後刻(あと)には月明の晩! 曠野の限りを...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...後刻(のち)に学校で逢はうぜの約束...
樋口一葉 「たけくらべ」
...後刻(のち)に學校(がくかう)で逢(あ)はうぜの約束(やくそく)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...後刻拝趨万々可申上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後刻また」追われるように右馬介は笠をかぶって巷(ちまた)へ出て行った...
吉川英治 「私本太平記」
...後刻、そちの陣所の彼岸所(ひがんじょ)へ、儂(み)に代って、公卿たちをつかわすところであったが」「はっ...
吉川英治 「私本太平記」
...後刻の一献(いっこん)に供えよう」信長は...
吉川英治 「新書太閤記」
...こう呟くと、早や腰を立て、「――では、後刻」と、陣幕を払って出たが、後から送って来る利家をふり向いて、「おそらく、生きての再会はなかろうが、玄蕃允も、おめおめは死なぬ所存でおざる...
吉川英治 「新書太閤記」
...官途を望んだ落第書生が、流浪の果てについこんな巣を見つけて、やくざを集めたというだけのはなしだ」「いったな林冲(りんちゅう)、後刻、眼にもの見せてやるぞ」「おお、いま見せて貰おうか」「喝(か)ッ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後刻』忙(せわ)しげに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...後刻お目にかかると申し居りました』内蔵助が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そこで後刻、膝を正して、皆さんとちょっとお目にかかる...
吉川英治 「随筆 新平家」
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