...後刻電話をするつもりです...
...後刻お礼の手紙を出します...
...後刻詳細をお知らせいたします...
...私たちは後刻再度会議を開催しましょう...
...後刻の変更があれば連絡するよう言われました...
...後刻(のち)に来て一所に寝てやる...
泉鏡花 「活人形」
...後刻屍体が発見された時この男にはアリバイがあるし...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...茅野村へ行つて土地を見てまはる、和尚さんが教へて下さつた庵にはもう人がはいつてゐた、そこからまた高橋へゆく、適当な家はなかつた、またひきかへして寥平さんを訪ねる、後刻を約して、さらに稀也さんを訪ねる、妙な風体を奥さんや坊ちやんやお嬢さんに笑はれながら、御馳走になる、いゝ気持になつて(お布施一封までいたゞいて)、寥平さんを訪ねる、二人が逢へば、いつもの形式で、ブルジヨア気分になりきつて、酒、酒、女、女、悪魔が踊り菩薩が歌ふ、……寝た時は仏だつたが、起きた時は鬼だつた、ぢつとしてはゐられないので池上附近を歩いて見る、気に入つた場所だつた、空想の草庵を結んだ...
種田山頭火 「行乞記」
...後刻とふりきって...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...貴下様は、御国許へでも?」「うむ、国許へ参るが――小太郎殿も、父上と御同行か」「はい」「今日の昼間、ここで、果合があったとのこと、お聞きかの」「何か、大勢で――」「いや、一風呂浴びて――何れ、後刻、ゆっくり――妙なところで、逢いましたのう」侍は、振返って、そういいながら、微笑して、階段を降りて行った...
直木三十五 「南国太平記」
...人に見られるのを恥かしがっては上達はしません」「それでは後刻お目にかけましょうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし後刻(あと)では名もない病気!――それなのにそのまはりでは...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...鎌倉初期に後刻した片假名交りの銘がある外...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...腹も立たずか言訳しながら後刻(のち)に後刻にと行過(ゆきすぎ)るあとを...
樋口一葉 「にごりえ」
...口々に「いずれ後刻」といいながら...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...二人は後刻必ず再び受取りに来るものと...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...楊懐の二兄にもよしなにお伝えおき下さい」「いずれ後刻...
吉川英治 「三国志」
...いずれ後刻、お打合せにまいられましょう」「たそがれ、河口から望まれた煙は、敵だったのか、味方だったのか」「味方の群れにございました」「それにしては、この地で参陣あるはずの、新しい手勢と見ゆるほどな兵も見えぬが」「じつは」と、頼尚は申しわけないような態(てい)をがくと両の肩に落して...
吉川英治 「私本太平記」
...後刻会おう」長政はいい捨てると...
吉川英治 「新書太閤記」
...後刻の一献(いっこん)に供えよう」信長は...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぞろぞろと従って行った小姓たちも、また一族の誰彼も、寧子のことばによって、みな休息につくべく去り、或いは、「後刻、また」と、縁の上で、礼のみを送って、各の居るべき所へ姿をかくした...
吉川英治 「新書太閤記」
...……いまはちょうど昼休みで、知事閣下は官邸でご休息中だから、後刻、あなたの手から直接、お差出しなされたがいい」「では、恐れ入りますが、後ほどご同道願えましょうか」「それならおやすいこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...『後刻』と云い残して...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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