...この御家騒動の後ろ楯...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、後ろ楯となろう...
直木三十五 「南国太平記」
...後ろ楯(だて)に取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...万事は私が後ろ楯になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ろくな後ろ楯がなかつた爲に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの女には怖い後ろ楯(だて)が附いて居ますし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...庄司家の身上(しんしやう)が後ろ楯(だて)になつて居るから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吉原冠りの若者は、丁度いま、大川岸の裏塀に這い上って、忍び返しを越えようとしていた折も折この呼び掛けでじっと身を固くしたが、しかし、別に周章(あわ)てるでもなく、「うむ、執拗(しつ)っこい奴等だな、御蔵前で見ん事、撒(ま)いてやったと思ったに、し太(ぶと)く跟(つ)けて来やあがったのか」と、呟くと、そのまま、すうっと、下に降りて、板塀に後ろ楯...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それを後ろ楯してゐた張本だといふ嫌疑からつい先刻...
吉川英治 「折々の記」
...どこまでも新九郎様の後ろ楯となって...
吉川英治 「剣難女難」
...一つはわしも後ろ楯の的(まと)が立つというものでごぜえます」「認(したた)めてやるは易いが...
吉川英治 「剣難女難」
...京極家という後ろ楯のついた今日...
吉川英治 「剣難女難」
...鋲金具の屋敷門を後ろ楯に...
吉川英治 「剣難女難」
...こんがらの重兵衛が後ろ楯に控えております」「ウーム...
吉川英治 「剣難女難」
...この大きな後ろ楯の力を顧みもせず捨ててしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぬすっとたちの後ろ楯(だて)に廻ったな」「よく聞け...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その後ろ楯があるために...
吉川英治 「宮本武蔵」
...多くの後ろ楯に囲まれて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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