...うちの庭の径庭(けいてい)を昨日整備した...
...初めての訪問者は喜んでお庭の径庭を散策した...
...前庭、中庭、後庭と続くお庭の一番奥に径庭があります...
...自然と庭園の流れに沿って、大きな木々を植えることで、日本庭園ならではの「径庭のある庭園」を実現しました...
...カントリー調の門構えと芝生、そして今回新しく誕生したサンルームから広がる景色には、雑木林に添うように径庭が美しく自然に溶け込んでいます...
...径庭(けいてい)があつたのは已むを得ない...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...いかに多大の径庭(けいてい)があるかを明かにしたのを以(もっ)て満足するとしょう...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...この一例は芸術の範疇によつて国際性に径庭のある事実を端的に物語つているが...
伊丹万作 「映画と民族性」
...第三に画面の大きさや鮮明度など我々の観賞欲を満足せしめる諸条件において館と家庭では著しい径庭があることが予想される...
伊丹万作 「映画の普及力とは」
...大いに言語(げんぎょ)と文章の径庭(へだたり)を縮(ちゞ)めたるは余の尤も感賞する所なり...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...その原始的生活に於ては人類と他動物との間にさまでの径庭(けいてい)なく...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...我らの観る処今日においても甚しき径庭なく...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...其間に大なる径庭あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...その作者の頭脳の働くことは材料一切を頭の中からしぼり出した場合と決して径庭(けいてい)はないのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...しかしながら月並とこの背景のある句という間には非常な径庭(けいてい)がある...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...其山県侯の為に謀る所以のもの随て自ら径庭あるを見る可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何というはげしい径庭(けいてい)のある事だろう...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...それとは自ら径庭があり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その情その父母の訓育とは自(おのずか)ら径庭(けいてい)あり...
箕作秋坪 「教育談」
...天の照覧その功徳に径庭(けいてい)少しもなしと判ぜられた...
南方熊楠 「十二支考」
...どんな径庭によって...
宮本百合子 「偶感一語」
...見逃すことは出来ない径庭が在るのです...
宮本百合子 「偶感一語」
...また生の根をつかむ能力の比較にならぬほどな径庭を許すならば...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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