例文・使い方一覧でみる「彼此」の意味


スポンサーリンク

...世間で彼此(かれこれ)云ってわたしの耳に這入らないうちに...   世間で彼此云ってわたしの耳に這入らないうちにの読み方
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」

...是は知らぬでやつたことであるから敢て彼此言ふではございませぬが...   是は知らぬでやつたことであるから敢て彼此言ふではございませぬがの読み方
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」

...我他彼此のない気分になりたい...   我他彼此のない気分になりたいの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...村はもとより他村の老若男女彼此四五百人も...   村はもとより他村の老若男女彼此四五百人もの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...彼此と撰(よ)り分けて居た妻は...   彼此と撰り分けて居た妻はの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...どうせ我々がこゝで彼此云つても埒(らち)は明かないから...   どうせ我々がこゝで彼此云つても埒は明かないからの読み方
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」

...彼此話してゐる内に...   彼此話してゐる内にの読み方
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」

...彼此九時頃であつただらう...   彼此九時頃であつただらうの読み方
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」

...あなたは警察や裁判所から彼此言はれる事があるかも知れない...   あなたは警察や裁判所から彼此言はれる事があるかも知れないの読み方
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」

...己の平凡な感想なぞを彼此言ふのは済まない事だ...   己の平凡な感想なぞを彼此言ふのは済まない事だの読み方
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」

...大袈裟(おおげさ)な言葉で云うと彼此(ひし)の人生観が...   大袈裟な言葉で云うと彼此の人生観がの読み方
夏目漱石 「写生文」

...世間の道徳律などを盾に彼此批判すべき筋のものでないことも分つて...   世間の道徳律などを盾に彼此批判すべき筋のものでないことも分つての読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...それ故内容などに就いて彼此れ野暮な詮索をしないことだ...   それ故内容などに就いて彼此れ野暮な詮索をしないことだの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...一つ一つに就いて彼此れ云ふよりは...   一つ一つに就いて彼此れ云ふよりはの読み方
牧野信一 「月評」

...質の彼此(かれこれ)に関はらず何事でも茫大なことが彼の趣味であつた...   質の彼此に関はらず何事でも茫大なことが彼の趣味であつたの読み方
牧野信一 「円卓子での話」

...弟が校門を去ってからでさえ彼此六七年にはなるだろう...   弟が校門を去ってからでさえ彼此六七年にはなるだろうの読み方
宮本百合子 「思い出すかずかず」

...彼此(かれこれ)するうちに寛永九年になつて...   彼此するうちに寛永九年になつての読み方
森鴎外 「栗山大膳」

...すなほに彼此(かれこれ)申し候とも願の(かな)ふはずなければ...   すなほに彼此申し候とも願のふはずなければの読み方
森鴎外 「そめちがへ」

「彼此」の読みかた

「彼此」の書き方・書き順

いろんなフォントで「彼此」


ランダム例文:
出時   現議員   趣旨  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

時事ニュース漢字 📺
光格子時計   国民負担率   名脇役  

スポンサーリンク

トップへ戻る