...彫心鏤骨の技巧實に燦爛の美を恣にす...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...彫心鏤骨(るこつ)の技巧実に燦爛(さんらん)の美を恣(ほしいまま)にす...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...『門三味線』は全く油汗を搾(しぼ)って苦辛(くしん)した真に彫心鏤骨(るこつ)の名文章であった...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...芭蕉ほど彫心鏤骨ではないが)...
種田山頭火 「片隅の幸福」
...彫心鏤骨の文章を書いたのは尊い...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の苦心をしているとうぬぼれるのは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...芸事に対してあえて芸術とはいわない――俺だけが彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の苦心をしていると自惚(うぬぼ)れる人間は...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...さらに彫心鏤骨(ちょうしんるごつ)の苦心の余になる力作を発表して世を驚かした...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
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